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カテゴリ:花音の本音
今日は朝から私が涙をした話なので 重いと思われる方はスルーしてくださいね!
私は毎朝、小倉智明さんが出ていらっしゃる「とくだね」という番組を観ている 私は個人的にこの方や番組に出ていらっしゃるコメンテーターの批評や考えが好きで ↑みのさんも良いが、朝から、あのハイテンション&濃い演技に私はちょっとついていけない(笑) 毎朝「ふむふむ…なるほど!」という風に聞いているのだが
昨日と今日はパプアニューギニアのエイズに実態が特集されており この話が本当に本当に切なくて心にしみる… 昨日は乳児にエイズをうつしてしまった母親達が紹介され
今日は エイズにかかった両親を介護している間に自分も感染してしまった男の子 幼い頃養子に出された先で、義兄にレイプされエイズを感染してしまった女の子←冗談抜きで義兄を殺してやりたい…
この両親を介護中にエイズに感染してしまった男の子… 親戚の家に預けられているが、 そこでの扱いは見るに絶えないものがあり、 完全に男の子の存在がない 食べ物も2日、3日に1度だけ与えられ←他の家族は平気で食べている 完全に寝床は隔離され←男の子の部屋(小屋)には壁がなく、雨が降ると部屋の中まで濡れてしまう 話しかけられることすらない←食事時にも呼ばれず、1日のほとんどをベランダから眺めたり、この部屋で過している
それでも病院にいくためのバス代を稼ぐため ろうそくを安値で買ってきては 家族に少しずつ売っている←それでもバス代を引くと120円ほどにしかならなず、これでは缶詰1個しか買えないそうです
そんな状況で 実のお姉ちゃんからも無視されているにもかかわらず←他の家族から話すなといわれている お姉ちゃんが学校に行くバス代が欲しいと、そのときだけ弟に近づくと 嬉しそうに、 何ともいえない笑顔で 自分の持っているお金のほとんどを手渡す彼…←「お姉ちゃんも辛いんだから仕方ないんだよ」と「お姉ちゃんや親戚が悪いんじゃなくて、この病気のせいなんだから仕方ないよ」と話す彼
エイズを発病しているとはいえ 寝たきりの状態ではない彼にとって、 まるで透明人間のように扱われる辛さは想像することさえ出来ない…
それでも「将来何になりたいですか?」という質問に 「パイロットになりたいです!!!!」 「空を飛び回って病気のことを忘れたいです!!!」 と本当に本当に幸せそうな笑顔で答える彼←この笑顔は彼が持つ一番の宝ですね
この取材では、初日にこの男の子を訪れ、数日後再度訪問することになったのだが その数日後の再会の日に 「昨日、日本人のお友達にもう一度会えるように、神様にお祈りしたんだ!!!」 と満面の笑みで話す彼←本当にこの笑顔には言葉を失います
お別れの時には 「お姉ちゃんがいなくなったら、僕の幸せはなくなっちゃうな…」と呟いていた←また孤独に絶えなければならない生活が始まってしまうんですね
本当に世界には色々な環境・状況があって 人は何処に生まれるかを選択できないわけで・・・
私もテレビを観ながら 話し相手がほしいなら、いくらだって私も話を聞いてあげられることができるし ウチも決して裕福ではないけれど、3度のご飯くらいは一緒に笑いながら食べることが出来ると思うし 病気が発症してしまっているからパイロットになることは出来なくても 残された短い時間の中で、病気を忘れるくらい楽しいことを一緒にできるかもしれない ただの自己満足にすぎないのかもしれないが、 本当に色々な想いがこみ上げ、 なんとか、 なんとか、 残りの時間を 楽しく幸せなものにして欲しい…
この男の子を囲む親戚も女の子をレイプした義兄も もちろん色々な状況に置かれて←それでもレイプだけは許されませんが 貧困と男性社会にもがき苦しみながら生きているわけで 一概に誰が悪いとはいえないのだが
国連の活動や寄付金が 少しでも末端の人たちの生活に届くように…
生まれてくる場所は選べなくても 最期に「生まれてきて良かったな…」と思えるように…
自分の将来の子供も(まだ予定はありませんが) あの男の子がテレビの前で見せた 何ともいえない幸せな笑顔で 将来の夢を語ってくれる日が来るのだろうか? あの男の子が見せた笑みを あの微笑みに負けない笑顔を 私の将来の息子や娘もしてくれるのだろうか?
朝からブログに書くにはちょっと重すぎる話ですが あの男の子の笑顔が頭から離れず 書いてしまいました…
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