Sｻﾝへ

2007.02.14

Ｓｻﾝ。私と初めて会ったのゎ去年の４月でしたね。

ﾄﾞｷﾄﾞｷと不安でいっぱいのぁたし「今日からお世話になります。」と挨拶。

Ｓｻﾝにっこり笑って「可愛い子が来たねぇ」と言ってくれた。

ここからぁたしとＳｻﾝの生活が始まりましたね。

癌になり痛い腰と足を押さえながら、一生懸命つえで歩いてぃたＳｻﾝ。

痛い・・と苦笑いして、ﾀﾞｹﾄﾞみんなにおまんじゅうを買いに行くと

聞かなかったよね。言い出したら聞かない頑固ばぁちゃん。

ﾃﾞﾓとても優しく、太っ腹なぉばあちゃん。

ｽﾀｯﾌ・他入居者の人数を聞き、歩けるはずもない場所「ぁそこゎ美味しいから」と。

痛い思いして歩く歩くＳｻﾝ。。気力だけで歩いていたよね。

転ぶと危ないからって、何度も大きな声を出されて「じっとしてて」って

「Ｓｻﾝの為に言ってるんだから！」って。心の中でゎどぅ思ってぃたのか

考えると、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。

ｺﾞﾒﾝね、Ｓｻﾝ。

Ｓｻﾝゎみんなに好かれるおばあちゃんでした。母の日・勤労感謝の日にゎ

県外にぃる孫ゃ子供ｻﾝから沢山のぉ花が届いていたよね。

昔も今もみんなに頼られて、好かれて・・・そういう人でした。

誤嚥・・・腹水・・・。病棟へ移されＳｻﾝゎみるみるうちに衰弱し

お見舞いに行った頃ゎ、Ｓｻﾝの面影ゎなくﾍﾞｯﾄに張り付いたようにして

眠っていた。一生懸命、深い、深い呼吸をして。

点滴の後で真っ青になってる手を握ると、ちょっと握り替えしてくれたＳｻﾝ。

泣くなぁたし。泣くなって。泣くなよ・・・・・・

「Ｓｻﾝ！！Ｓｻﾝ！頑張って！早く戻ってきてね！！」

子供のように泣いてしまいました。その時かすかにＳｻﾝが

「んっ・・・」と言ってくれました。そして又涙・・・。

意識朦朧として頑張ってるんだね。Ｓｻﾝいつまでも待ってるからね。

しかし戻ってゎきませんでした。

昨日の深夜静かに息を引き取られたそうです。

夜勤明けで霊安室へ行きました。すごくすごく綺麗な顔で

息をして眠ってるみたいでした。最後に会えて良かったよＳｻﾝ。

今までありがとうございました。

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Last updated 2007.02.14 10:48:15

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