クリスマス・イブの日、まず京都の松尾大社へ行きました。

去年は冬至の日にここの松尾山に登って、そのあと四条通の方へ、八坂神社のあたりから夕日をながめました。

今年の冬至の日は大雪だったので、24日に来ました。


松尾大社の社殿の屋根や境内の所々には、まだ雪が残ってます。

奥へ行って磐座（いわくら）のある小高い松尾山に登ってみました。

もう何回も来てますが、寒いからでしょうか、ピンと張りつめた緊張感があります。でも、それがまたすがすがしくて気持ちいい。

空は晴れているんですが、綺麗なパウダーのような粉雪が舞ってます。
樹々のあいだからときどきその粉雪が吹き込んできます。

ここは樹々の香りしかありません。
寒いのか今日は野鳥の声はしません。

途中の見晴台から、また比叡山や蚕ノ社の杜…京都の街をながめました。

むかしむかしの京の都びとは、冬至の日にこの松尾山に沈む夕日を見てどんな想いでいたんだろう…

足もとの小径にはもう雪はありませんが、まわりの斜面の所々には残雪があって綺麗です。　ホント、綺麗。

ときどきバサバサッと大きな音がしてハッとします。

動物とかでなく、枝に積もった雪が落ちる音でした。

帰りの下り道、歩いている前の方に自分の影がスッと。

振り返るとさっきまで雲の後ろにかくれていた太陽がうっすらと白く輝いてました。

境内を出て阪急電車に乗る頃には綺麗なオレンジ色の夕焼け空。



そのまま神戸の三宮へ。
すごくにぎやかでいつも以上に華やいでます。やっぱり、イブ。

あっちこっちで、店の前でケーキを売ってます。
でも、「どうぞ」と言って道行く人に試食までさせてるの初めて見ました。
神戸だからかな…

目的の店は「コムシノワ」
ラッキーなことにショートケーキが少し残ってました。
ここ２年、近所のケーキで我慢してましたが、たまにはいいかと思って。

おしゃれな甘さで、やっぱりここまで来てヨカッタ。

今年のイブはシブくて甘い日となりました（笑）