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カテゴリ:神社めぐり…京阪神・奈良
先週の週末は東京に行ってました。そして立春の日(2/4)に杉並の大宮八幡宮へ。 ここは10年ほど前から知ってましたが、いままで行く機会がなく、初めて訪れました。 井の頭線の駅を降りて住宅街の中を通り抜けると、緑に囲まれた境内に着きました。 この近くでは、古代の遺跡が発掘されたりしていることから、かなり古い時代からの祭祀場だったようです。 境内には武蔵野の森のなごりなのか、こんもりとした杜のなかには何本もの大木が今も残されています。また、むかしからの湧き水も。 都内の神社は明治以降のものが多いのですが、ここは平安時代に創建されたそうですので、他とはちょっと違ったやわらかい雰囲気があります。 古代からのいい場所だったからかもしれません。 近くに和田堀公園の緑や、善福寺川の流れがあるからかもしれません。 この日はスゴク寒かったのですが、広い境内を太陽の光が眩しく照らして気持ちがよかったです。 木立の中にある朱塗りの宝物館がきれい。 また、湧き水のあるお社の前の白い玉砂利を踏みながら見上げると梢のあいだから、ちょうど日が差してきました。 本殿では、ちょうど巫女さんが龍笛の音にあわせて神楽の豊栄(とよさか)の舞を舞っていて、清々しい鈴の音。 春から夏にかけての季節ですと、もっと緑が生い茂ってつつじもきれいに咲いていることと思います。 去年9月に京都の石清水八幡宮の勅祭・石清水祭に行ったのですが、ここは源頼義が1063(康平6)年に、その石清水八幡宮からご祭神をうつしまつって創建されたとのことです。(同じ年に鎌倉には鶴岡八幡宮が) そして江戸時代初めには江戸城守護のために、江戸城の方向の東向きに社殿が建て替えられたとか… 古代にさかのぼると、海を渡ってきた海人族の地でもあったらしい… 杜の樹々の下に立つと、そんなむかしの世界と今とが静かに同時に存在するようなふわっとした感覚につつまれました。 久々に乗った井の頭線のこのあたりの雰囲気もいい感じでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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