|
全て
| カテゴリ未分類
| 神社めぐり…京阪神・奈良
| ひとりごと・想うこと
| ちょっとスピリチュアル
| ピアノ・音の世界
| 絵や色の世界
| こころに残る映画
| 印象記
テーマ:京都。(6117)
カテゴリ:神社めぐり…京阪神・奈良
このあいだ、出雲大神宮へ行ってきました。 出雲と言っても、京都府です。丹波の国、亀岡市です。 前から名前は知ってましたが、もっと遠いところにあると思いこんでいました。 たまたまミウさんのブログで読んで、あらためて地図を見ると…、 嵐山から割と近いんだ…じゃあ行ってみようと。 京都の嵐山からJR嵯峨野線に乗ってトンネルを抜けると別世界。 もういきなり保津川の渓谷です。 15分くらいで平地に出たと思ったら亀岡です。 向こうの方になだらかな山々、そこまでは見渡す限り水田が拡がっています。 ポツンポツンと農家が点在するのどかなところです。 駅前からバスで15分ほど行ったところに出雲大神宮はありました。 すっと奥に拡がる境内のすぐ右手に湧き水の井戸があります。 この井戸水はすぐ横のこんもりとした御影山から湧出するもので、何人かの人が容器を持って並んでいます。 奥の本殿は修復が済んだばかりのようで、檜皮葺(ひわだぶき)の屋根がいい感じです。 すぐ横には、神山である御影山に登る道があります。 きれいに晴れ渡った空。木陰に入ると涼しいです。 道の脇には、大小、いろんな大きさの磐座(いわくら)があります。 明るい木漏れ日に小道が照らされているので、すがすがしいですが、 ちょっと神秘的な雰囲気。 歩いているうちにだんだんと厳粛な気持ちになってきます。 木立の中にスサノオノミコトの社殿がありました。 ちょうど本殿の後ろの杜のあたりがなんとなくいい気持ちの所でした。 3mくらいの岩のあいだから清流が流れ出して小さな滝になっています。 春日社と立て札があって、どーんと大きな磐座がおまつりされてます。 向こうの方にも巨大なボールのような磐座があります。 この一角は、滝の音、せせらぎの音ときらめき、木陰の風が気持ちいい…。 …しばらく、どのくらいかな…ここでずっとたたずんでいました。 こちらの神社の創建は古代にさかのぼります。元出雲といわれるところ。 古代の出雲の氏族や、密教、秦氏…古代の丹波は湖だった?! 古代のなぞの舞台でもあったようですが、21世紀の今に、すがすがしい杜と山と社殿が伝えられていて、きょうここに来れたことを喜びたいと思いました。 バス停で90才の地元のおばあさんに出会いました。 もんぺ姿で、大正時代の奉公の話。 「へたらね…(そうしたらね、それからね)」と延々続くお話を聞くうちに、帰りのバスが来ました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[神社めぐり…京阪神・奈良] カテゴリの最新記事
|
|