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カテゴリ:神社めぐり…京阪神・奈良
9/24に春日山へ登拝してきました。 春日大社の奥の山へは、年に4回だけ、神職さんの案内で入ることができます。 (その他の日は、神域のため立ち入り禁止となってます) 春日大社というとあまり山というイメージがないですが、古代から背後の丸い御蓋山(みかさやま)を神の宿る山として、そしてまた後ろに続く山々一帯も神域として大切にされてきたそうです。 今回は、御蓋山(295m)頂上の本宮(ほんぐう)神社、そして別の尾根にある高山(こうぜん)神社、鳴雷(なるかみ)神社(460mくらい?)へと。 神社といってもこんな感じのお宮が山中にすっと立っているだけです。 (写真はふもとの金龍神社) 本宮神社はご本殿の神様が最初に降臨されたところと伝えられていて、近世まで社殿はなかったそう。小さな岩で囲まれた四角いスペースで、ずっとおまつりがされてきたそうです。 道のない斜面を登って…でも木々や落ち葉のにおい、遠くに聞こえる鳥の声。 思ったほど木々が林立しているわけではありません(近年の台風で倒れたため)が、所々に直径3mほどの大木、大きな切り株がありました。 木々の間の道を歩くと清々しくて、磐座(いわくら)が所々に当たり前に登場します。 やっぱり古代からの神聖な場所だったんだなという感じです。 途中、朝日観音、夕日観音など大きな岩壁に彫られた仏像などがありましたが、これはもともと古代信仰の磐座だったところに仏教伝来後、仏像が彫られたものとのことでした(←このあたりは東海自然歩道沿い)。 せせらぎの横を歩き、クロアゲハやミンミンゼミ、遠くから鋭い野鳥の声。 大きな木の根元にはきれいなモンキチョウ?! そして鳴雷(なるかみ)神社は水の神様。このあたりは、猿沢池から来て室生龍穴へ遷られたという龍神さんがおられたところ。 古代から、ずっと神事や雨乞いが行われて来たからか、何となく清々しくて神聖な感じです。京都の御蔭神社や奈良の室生龍穴神社の凛とした雰囲気に似ていました。 最後に若草山頂上に着いたらたくさんのかわいい鹿。 そしていい景色。正面に御蓋山。遠くにうっすらと三輪山、二上山が見えてます。 こうして見ると、御蓋山~春日山だけ木の種類が違います。それは春日大社があるため、古代のまま原始林が残されてきたからとのことでした。 お宮さんの前では厳粛に神事が行われますが、道を歩きながらは和やかな雰囲気。神職さんもいろんなことを親切に教えてくれました。(有難うございました) 東は茨城県から、西は長崎県まで、いろんな世代の人が参加してました。 ゆるやかな雰囲気で、こんないい場所を歩けるなんて、足はチョット痛かったけれど、こころ洗われる想いで一日を過ごすことができました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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