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カテゴリ:神社めぐり…京阪神・奈良
おととい、都合がついたので、河内国(大阪府)一の宮の枚岡(ひらおか)神社へ行ってきました。 行ったのは一の宮だからというのもありましたが、ここが「元春日」と呼ばれるところだから。 いままで何度か春日大社へ行ったので、その元もちょっとたどってみたくなりました。 元春日といういわれは、中臣氏によってご祭神(アメノコヤネノミコトとヒメ神)がここから春日大社に分祀されたことからきています。 生駒山の山麓、枚岡山を後ろにして社殿が建ってます。 生駒山は大阪府と奈良県の境に有る なんてことないフツーの山と最近まで思ってたんですけど、古代から神様の山とされてきたんですね。 『住吉大社の神奈備山(神の山)はいこま山である』と神代記にも書かれているそう。 鳥居をくぐるとすがすがしい…。 ここまできたら古代に神様が降臨されたという神津嶽の元宮へも行ってみたい。 ご朱印もらって、社務所でたずねたら「40分くらいかかります。ちょっときついですよ」と。それでも道を聞いて登ってみました。 参道を歩き始めると日の光がきれい。(逆光の加減で綺麗な写真) このあたりは野鳥の天国。 たくさんの野鳥が木々のなかでにぎやかに鳴いてます。すぐ向こうにセキレイかな…かわいく歩いてました。 途中の枚岡山展望台からは大阪平野が一望できます。 いまはビル街になってしまっているけれど、古代はこの山の近くまで入江。 右の方には神戸の六甲山。 正面は見えないですが大坂城、古代の坐摩(いかすり)神社のあたり。 瀬戸内海を西から、神々がまっすぐこの山の方へ、そして大和の方へ行ったのがこの景色を見ると想像できました。 元宮はハイキングコースの途中にあって木々に囲まれた小高いところ。 ここも元気な鳥たちの声が心地よかったです。 もう一ヶ所行ったのが、往馬(いこま)大社。 生駒山を奈良県側から見上げるような場所にあります。 「生駒山は神の山、往馬大社から見上げると(その形から)そう実感できますよ」と春日大社の神職さんから聞いたから。 行ってみると住宅街に囲まれたなかに神社のうっそうとした杜。 ここも野鳥たちの声がにぎやか。 お参りしていると、またかわいい野鳥がスグ近くに降りてきました。 でもデジカメを向けた瞬間、すっと飛びたってしまって…。 このあたりから見る生駒山。住宅化が進んで、感動というほどでもなかったですが… ただなんとなく古式ゆかしい雰囲気。ここは古代から、朝廷の神事に関わったところらしく、春日大社とも関係があるとのことでした。 往馬大社の神紋が春日大社と同じ「下がり藤」。 下がり藤が神紋の神社は他にもあり、元春日といわれるところも他にもあるらしいです。またの機会にいってみようかなと思います。 この日見た夕日は、じゃまなものがいっぱいあったけれど、遠く大阪湾の向こうに沈む真っ赤な夕日。 こんな綺麗な夕日が見られたのは久しぶりでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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