このあいだの土日(9/27~28)に春日奥山の登拝に行ってきました。
もうこれで5回目。ことしの1/9の御蓋山(みかさやま)だけの登拝を含めたら、6回目。
参加は1月で最後かなと思ってたのが、また行けるようになってうれしいです。
春日大社の奥山には、ご祭神が最初に降臨された場所とか、奈良のみやこの水源地となる場所があり、今も大切におまつりされてます。
ふだんは入れない山道のなかにある摂社や末社の前で、参加者がいっしょに大祓詞を奏上して歩くのです。
ここには、そんなに堅苦しい感じでもアヤシイ?感じもなく自然で明るい雰囲気があります。
今回は前夜から参加しました。遅れて夜に行ったので、夕拝には間に合わず。
でも駐車場から、境内に入った瞬間に木々の香り、土の匂い、ピ~ンとしたご神気のような気持ちのいい張り詰めたような空気に包まれました。
ああ、来てヨカッタ。やっぱりここは違う…
朝、ご本殿や祓戸神社にお参りするのですが、朝日が射さずどんよりした天気。
鹿の親子が、エッ行くの?っていう感じで横の方から出てきます。
そんな天気だったのが、若宮神社での大祓詞が始まったとたんに雲の間から白い太陽が?! 終わるとまた雲の間に。
でも、そのあと雨には降られず無事に帰ってこれました。
御蓋山頂上の本宮神社、道沿いの磐座(いわくら)、1月以来。また来れたんだな…白く光った曇り空を見上げてそう思ってました。
水神がおまつりされてる鳴雷(なるかみ)神社、春日大社で工事をする前に必ず神事を行うという磐座の石荒(いしこう)神社。
ここに寄れたのがなんとなくうれしかったです。実際にはないけれど、白くて清浄な雲がふわっとあるようなそんなイメージを思い浮かべながら社殿の前に立ってました。
杉やヒノキの大木の合間のみちを通り抜け若草山までくると、いつものように鹿の群れが出迎えてくれました。
遠くの方に東大寺大仏殿の屋根。
春日大社はいつ行っても、ひと(神職さん)や自然がゆったりと迎えてくれるいいところだとあらためて思いました。