おととい 4ヶ月ぶりくらいに春日大社へ行きました。いま、宝物殿で展示されてる『春日大社の考古展』を見たかったのと、そして舞楽奉納、万燈籠に行くために。
春日大社の神南備山の御蓋(みかさ)山や春日野のあたりは古代からの祭祀場だったらしいです。
展示のほとんどは奈良時代以降の仏教関係の出土品でしたが、古神宝の鉾や春日大社周辺に点在する磐座(いわくら)の位置が記入された地図も展示されてました。
夕方なのにすごい日射し。でも木陰の参道はすずしかったです。鹿や大木を見るとホッとします。
燈籠に灯を入れてから、林檎の庭(ご本殿前)にすわって、舞楽・萬歳楽を見ました。
ここにすわって聴くのは7年ぶり。そのときも今回と同じく住吉壇上で舞楽、衣裳はグリーン系だったような…、そして篝火がありました…
春日さんの舞楽は、こうしてセミの声やすがすがしい風や、ご神木の大きな木の下で、夕日の木漏れ日やほんのり灯った燈籠とともに見聞きできるのがいいです。
もういちど、灯の点いた燈籠のあいだを通って廻廊をめぐったとき、なぜか少しウルウルしました。
和舞と社伝神楽のかわいいイラストの描かれたちょうちんが売られてたのでひとつ買って帰りました。