魂萌え!(桐野夏生)
夫が心臓麻痺で急死、そこから始まる59歳の主人公・敏子の新しい日々葬儀の後、夫に十年来の愛人がいたことを知る息子家族と独身の娘とが絡む遺産相続問題彼女は、突然舞いこんだこれらの問題に直面して悩みに悩み、迷いに迷いながらも、過去とは違った新たな生活が始まる彼女の高校の同級生である女友達3人が登場それぞれの性格の違いが興味深い人間というのは環境の変化に応じて変らざるを得ないものなんだということがよくわかる、興味深い小説でした推理小説かと思って読み始めたので、ちょっとびっくりでした知人の紹介や新聞の新刊紹介などで、読みたていと思った本をメモしておくのですがこの本はどういういきさつでメモしたのかサッパリ思い出せません自然現象とあきらめていますが、困ったものです。