ミノムシが孵った
子どもの頃によく見かけたミノムシ冬になると葉を落とした柿の木などに寒そうにぶら下がっていた。蓑を取って破こうとしてもしっかりしていて子供の手に負えなかった記憶がある。その姿を見かけなくなって久しい。ミノムシ(蓑虫)、ミノガ科のガの幼虫。交尾後、雄は死に雌は自分が潜んでいた蓑の中に1,000個以上の卵を産卵する向かいの家のプランターでミノムシが孵ったそして旺盛な食欲でバラの葉っぱを食べつくした。小さいなりに家づくりに精を出している奥さんがミノムシ退治をしていたがその数がすごい。卵を千個も生むというのだから当然かもしれない。尾芭蕉 - みのむしの音をききにこよ草の庵松高浜虚子 - 蓑虫の父よと鳴きて母もなし『枕草子』 - 「蓑虫、いとあはれなり。鬼の生みたりければ親に似てこれも恐しき心あらんとて、…八月ばかりになれば「ちちよ、ちちよ」と、はかなげに鳴く、いみじうあわれなり」ミノムシとは関係ありませんが三日ほど前にホトトギスが鳴きはじめました。