歩人のたわごと
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ボケ(木瓜)バラ科の落葉低木いつのころからか庭の一角に居付いて花を咲かせ実をつける通路の脇にあるので通行の邪魔にならない程度に剪定している実は果実酒(ボケ酒)やジャムシロップ等に利用できるというまた木瓜(もっか)と称される生薬にもなり、以下の効用があるという補血、強壮、疲労回復、咳止め食あたり、筋肉のひきつり(腓返り)暑気あたりこうしてみるとなかなか役に立つ植物であることがわかる
2024/07/03
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オジギソウ(お辞儀草、含羞草)マメ科の一年草別名:ネムリグサ(眠り草、羞恥草)オジギソウは数年前から我が家の庭の常連に仲間入りした触れると葉をたたむ様子や小さいピンクの花がかわいいので毎年、数株を育てている写真のようにこぼれ種からいやというほど芽を出すので育てるのに苦労はない意外と知らない人も多いので来客に触ってもらったりして紹介しているオジギソウの花(2023/8撮影)
2024/07/02
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6/26で今年前半のゲームが終了データベースへの入力も終わったここでExcel・ピボットテーブルの出番であるユーチューブなどで勉強中なのでまごつくところもあるが作業は面白い難しい計算式も何もいらない合計やベストスコア、平均が ”一瞬” に出る結果を以下の4種の表にまとめてみた☆1ーメンバー全員の成績一覧表ゲーム数、最少スコアと最大スコア全ゲームの平均スコアホールインワンの回数☆2ーこの期間中のベストスコア上位5人を抽出☆3ー各メンバー全ゲームの平均スコア同じく上位5人☆4ー各メンバーのホールインワンの回数次回、メンバーが集まったところでこれを発表する予定であるが数字に表れた結果を見ると大いに場は盛り上がるだろう*この作業をしながら思うことはExcelだとかピボットテーブルだとかこういうものを考え出す人はえらいなあいったいどんな頭脳をしているのだろうということである
2024/07/01
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今日で六月も終わり今年も半年が過ぎた娘夫婦が七夕飾りの笹竹を採りに来た娘の勤め先の保育園の恒例行事用だ最初のうちはボクが笹竹を切っていたが要領がわかって今ではムコドノの仕事になった最近は本物の笹竹が手に入りにくいので七夕用の人工のものを売っているWEBサイトで見ると小さいのは2,500円(120cm)くらいから10,000円(240cm)以上のものまである多くのものが天然のもの(本物)から人工のもの(模倣品)へと移行ししている
2024/06/30
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男の老化現象の一つが排尿に表れるおしっこに勢いがなくなり時間がかかるおまけに終わっても残尿感がある人は小便のキレが悪くなったなどという男が洋式便器に立って小便をすると飛沫が飛んで便器が汚れるというのはよく言われる話先日立ち寄った店のトイレには男女の別がなく洋風便器が一つだけ「男性も座ってご利用ください」と注意書きがあった我家のトイレは一階と二階に一つずつ両方とも洋式便器で小用はないなので極力、座って利用するようになった長年、立って用を済ませていた身には急に切り替えるのは問題ありだ最後の少しが残っているように感じるいわゆる残尿感である先日、座ったまま左のお尻を少し持ち上げるとタラタラと残っていた尿が出てスッキリしたこれってオス犬のおしっこに似ているな何か生理的な共通点があるのだろうか
2024/06/29
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今年も庭の一角にネジバナが咲いた毎年、このあたりで咲いているが種がまとまってこぼれたのか今年は大量に咲いて目を楽しませてくれているネジバナ(捩花)、ラン科ネジバナ属の多年草別名:モジズリ(綟摺)、他にもネジレバナ、ネジリバナ、ねじり草(そう)などボクは中でもモジズリ(綟摺)がひびきが良くて好きだいつものことだがネジバナを撮るのは難しいスマホのカメラをオートフォーカスからマニュアルに切り替えてめげずに挑戦花は右巻き、左巻きの両方があるという同上、まあこの辺が限界これ以上は三脚を使わないとムリだろう
2024/06/28
駅のアナウンスは親切か騒音か 先日、地元のウォークの会で大阪市立長居植物園へジャカランダの花を見に行った。途中、JR天王寺駅で、環状線から阪和線の各駅停車に乗り換えた。最近は都心に出かけることも少ないので、街の人ごみの中を歩くだけで疲れてしまう。幸い当日は十時を過ぎていたので、通勤のラッシュには出遭わなくて済んだ。 ところが、駅では列車の発着を知らせるアナウンスや、電車がホームに出入りする際に流れる注意喚起のメロディーなど、ひっきりなしに音が流れている。駅ってこんなに騒がしかったのかなあ。それもかなりひどくて、耳を覆いたくなるほどだ。 騒音といえば、本田勝一という人が騒音について書いた本のことを思い出した。読んだのは、現役で通勤していた頃だからもう三十年も前のことである。当時、この著者の作品を集中して読んでいた。しかし以前のこと故、本の題名はもちろん、内容についてもかなり記憶が薄れている。 そんなええ加減な記憶をもとに、この拙文を書いている。 日本の都市はやたらと不要な音が多く、騒がしすぎるという趣旨のことを書いていた。そのことに苦情を言わないのは「日本人が騒音鈍感民族である」からだ、とも。 対極にあるのはドイツの鉄道で、発車時刻になれば何のアナウンスもなくドアが閉まって発車する、というのである。日本人は過保護であり、ドイツは自己責任というお国柄からくるという意味のことも書いてあったと思う。 ドイツの鉄道のことは、本を読んだ何年か後のドイツ旅行で実際に体験したが、全く著者の言う通りであった。ただしベルリンの地下鉄は少し様子が違って、駅のアナウンスがあったような記憶もあり、何とも頼りないことである。「エスカレーターでは黄色い線の内側に立って手すりをお持ちください」「〇時〇分発〇〇行き急行は〇番線から発車します、黄色い線の内側に下がってお待ちください」 さらに車内放送でも、次の停車駅はもちろんのこと、降車時にどちら側のドアが開くかまで、親切丁寧にアナウンスをしている。親切と言えば親切だが、余計なおせっかいだともいえる。 要するに著者の訴えたかった「日本人は騒音鈍感民族である」という事実は、三十年経った今も少しも変わっていないということになる。 今回、このようなことを感じたのは、最初にも書いた通り、久しぶりの都心ターミナル駅体験であったからであろう。現役のころの騒音に対する「馴れ」がいつの間にか消えて、先入観のない真っ白な頭で、駅のホームでの状況を受け止められたのだと思う。 最近、何かの拍子に昔のことを思い出す機会が増えている。先日も朝日歌壇の短歌で「四万十川」という語句から、二十数年前の四国遍路で四万十大橋を渡ったときの、橋の上から眺めた投網の光景を思い出したばかりである。このように過去のことに思いが行くのは歳のせいに違いない。(2024年6月)
2024/06/27
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孫のナツキが昨夜仕事を終えてから大阪にやってきた来週の新婚旅行を含めて連続12日間の休暇だという今日は伊勢ケ浜部屋の朝稽古を見るために堺まで出かけていった午後はカミさんと二人で京都へ買い物なにを買ってきたのかと尋ねると‶石ぬい” だという簡単に言うと「石のぬいぐるみ」のことナツキが来るといつも食卓が特別ににぎやかになるのがうれしい朝稽古の風景後援会員には横綱とツーショットのサービスもあるそれにしてもこのために四国の高松から出かけてくるエネルギーに脱帽これが石ぬい下の二つが今日の買い物上の六個は娘がナツキのためにガチャガチャでゲットしたものナツキの関心事はチイカワ、ピクミン石ぬい、リクガメ、それに照ノ富士後援会ボクとは別世界の事ばかり新婚のナツキ奥様、結婚前と少しも変わらずますます元気でご活躍中であります
2024/06/26
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表題のことは今朝のラジオのニュースで知った万博記念公園には長いこと行ったことがないこのニュースを聞いたのを機会に一度訪ねてもいいかなと思った園内の国立民族学博物館で「世界の巡礼博?」というような催しを訪ねた記憶があるが何年前のことだろう?万博記念公園にある日本庭園が国の登録記念物に大阪 吹田1970年の大阪万博で国の出展施設として整備された大阪・吹田市の日本庭園が、国の登録記念物に登録されることになりました。大阪・吹田市の万博記念公園にある日本庭園は、1970年の大阪万博で国の出展施設として整備されたもので、面積は、およそ25ヘクタールあり、4つの区画にそれぞれ異なる時代の造園様式が取り入れられています。この日本庭園について、国の文化審議会は24日、文部科学大臣に答申し、大阪万博のテーマである「人類の進歩と調和」を表現しており、造園文化の発展に寄与したなどとして、国の登録記念物の「名勝地関係」に登録されることになりました。これによって府内の登録記念物の数は、6件となり、府の万博記念公園事務所は、「日本庭園は、1970年当時の技術の粋を集めた名園なので、万博当時を知らない人にもぜひ、ご覧いただきたい」としています。(NHK関西 NEWS WEBより)登録記念物とは2004年(平成16)の文化財保護法の改正で、史跡・名勝・天然記念物を補完するものとして設けられた制度。保存および活用のための措置がとくに必要とされる記念物を登録し、広くその保護を図ることとなった。2019年3月時点で、110件(重複登録物件をそれぞれの種別で数えた、のべ件数)が登録されている。(コトバンク)*ニュースを聞いていて気になったことがあるNHKのアナウンサーは、下記の「粋」のケ所を1970年当時の技術の「粋」を集めた名園なので、「技術のイキを集めた」と読んでいた念のために調べたがこの場合はどう考えても「スイ」と読むのが正しいと思うのだが・・・
2024/06/25
クロホオズキ(黒鬼灯・黒酸漿)ナス科の一年草別名:ニカンドラ・ピラロデス・ビオラケアカタカナはどれもみな舌を噛みそう(笑)庭の鉢植えから姿を消したクロホオズキ家から離れた畑で咲いている畑まで800m、種が飛んでった?*庭の植木剪定、先日のキンモクセイとチリメンガシに続いて二本目のキンモクセイとサザンカを剪定
2024/06/24
先週の月曜日、黒豆の種を播いた半分くらいは三日目に芽が出たこの写真は一週間後の今日ほとんど100%の発芽率毎年、黒豆は40株ほど植えて全部、枝豆で食べてしまうので黒豆としては残らない黒豆の苗は、毎年近所の〇中さんからもらうことになっているが今年はどういうわけか芽が出なかったらしい急遽、知人から種をもらって自分で播くことになったという次第
2024/06/23
毎年6月にある自治会の恒例行事「クリーンデー」に参加した受付でお茶、軍手、ごみ袋などの入った袋をもらって自宅周辺の道路や側溝の清掃作業を行うというもの地元の行事としてはほぼ定着している参加者は毎年、約200人/500世帯である参加者は多いに越したことはないがこれが多いのか少ないのか?何とも言えない清掃作業は目に見えて効果が確認できるし収集したごみの山を見ても成果がわかる自分の住む地域をきれいにする参加しがいのある行事である
2024/06/22
久しぶりに西山の甘南備山へ午後三時半からのウオーキング朝のうち雨だったのにカンカン照り山に入ると木が茂って木陰微風もあって涼しく快適久しぶりの山歩きで休憩が多いウツボグサ(靫草)シソ科 の多年草別名:カコソウ(夏枯草)薬用植物でもある
2024/06/21
とうとう九巻を読み終えた九巻を読み始めてからずっとどんなところで終わるのだろうかということを頭の片隅で考えていた当然と言えば当然かもしれないが主人公の熊吾が死んで小説も終わったとにかく文句なしに面白い小説だったなにが、どこが、と言われてもうまく言えそうにないのが残念出世物語でも、ハッピーエンドでもない恋愛小説でもなければ青春小説でもない苦もあれば楽もある、ごく普通の人生をそのまま小説にしたようなものだと思った登場人物のそれぞれの個性が楽しかった特に主人公一家の三人に魅力を感じた実際に世の中にはこういう人がいそうだそういう人たちの生き方、心情がよく描けていると思った読んで楽しい小説に出会えてよかった!
2024/06/20
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昨年二月、近所の竹やぶの竹を伐採する作業が始まった林野庁の補助金をもらって業者がやってくれるのでやぶの持ち主にとっては有難い話である上の写真とほぼ同じアングルからの写真約一年半後の今、こんな状態になった生き残ろうとする竹の勢いに感心、感動している近々、また先述の業者がフォローしてくれることになっている50年とか100年に一度竹に花が咲いて竹やぶ全体の竹が一斉に枯れてしまう現象も見た自然界には不思議なというか神秘的な現象が多いことに驚く
2024/06/19
昨夜から今日の午前中、雨こういう時にちょうどいい作業があった懸案にしていたグラウンドゴルフのスコア管理のデータベース作成であるフォーマットを作成し今年前半のデータ入力を始めたこのデータベースとピボットテーブルを組み合わせると、個人別の成績や全体の中での順位などが瞬時にわかる「Excel」というのはホントによくできている実に便利な道具である
2024/06/18
あちらこちらでアジサイが満開そんなニュースを新聞やネットで見かける15日の土曜日、舞鶴自然文化園を訪問紫陽花の花を観賞した園全体では35ヘクタールあるが現在は2haのアジサイ園だけが開園中約2haのアジサイ園に約100品種のアジサイが咲き乱れるという入園料は大人500円である道路沿いに植えてあるメタセコイア同上、逆方向から池のほとりのアジサイが満開同上先日、名前をを覚えたばかりのアナベルも咲いていた同上同上まもなく梅雨入り紫陽花もますます輝くことでしょう楽しいひと時を過ごしました!入園料の要らない額田園地のあじさい園しばらく行ってない!*じゃがいも掘りモロヘイヤの定植
2024/06/17
本日は長寿会の6月例会参加者38名会の次第午前中は報告事項に続いて会員が主役の行事をすることになっている本日は「みんなで歌おう」と「特殊詐欺の話」午後のいきいきサロンは地域の民生委員主催による行事本日は笑いヨガ、抽選会などボクはこの「笑いヨガ」が気に入ってとても楽しかった*手話で歌う「故郷」午前中の歌は田植えが終わった地元にぴったりの「夏は来ぬ」に始まり6曲最後の「故郷」では歌詞を手話で歌ってくれる人があって大好評特殊詐欺の話は経験談を交えながらボクが注意喚起の話をさせてもらった笑いヨガ、講師の指導よろしくこれは文句なしに楽しい笑いヨガの講師
2024/06/16
若狭瓜割名水公園 瓜割の滝福井県若狭町天徳寺37-1-3訪問日:2024年6月15日JR上中駅から徒歩15分舞鶴若狭自動車道若狭上中ICから車で約15分30台も駐車できる駐車場があるバスの駐車も可全国名水百選に選ばれている「瓜割の滝」瓜も割れるほどに冷たいことからこの名がつけられました。瓜割の滝の周辺に広がる森は、木の間から光が差し込み、岩には苔が群生する幻想的な光景庭園内には、1万株ものアジサイや、桜、モミジなどが植えられており、四季折の景色を見せてくれます。(福井県公式観光サイト)駐車場から滝まで約300m一歩、森に入ると別世界の感がする滝はどこかな?どうやらこの竹囲いの中らしいえー、これが滝?うーん、およそ滝らしくない予想とはまるで違った同上、少し下流から同上森の中の一点から伏流水が一気に流れ出している不思議な現象滝には珍しく次々とお客さんが訪れているそれだけ有名なのだろう名水としてなのか、それとも滝としてなのか観光情報にあった一万株のアジサイ実際には大したことはない駐車場の端にはこのような水くみ場があった両手に受けて試飲、たしかにうまい!
2024/06/15
欄干の無き橋渡る人がいる四万十川の清き流れよ(さいたま市)関口 光江この歌を見てかなり昔のことを思い出した欄干の無い流れ橋のことではない四国の歩き遍路の道中で四万十大橋を渡った日のことである当時の遍路日記に下記の記述がある2001年5月16日(水)四万十大橋を渡る。川幅が広く水量も豊かである。白いカヌーが一艘漕ぎ上がっていく。橋の下では折しも屋形船の客に見せる投網を打つところだ。網は、一瞬白い扇形を描いたかと思うと青い水の中に静かに消えていった。ただこれだけのことなのだが橋の上から見下ろしたこの光景が未だに目に焼き付いて消えないこの日は前日の宿「水鏡荘」から27.9km歩いて「安宿(あんじゅく)」という宿に泊まった*「初採りの空豆短歌になるんちゃう?」ばあちゃんが言う簡単に言う(奈良市)山添 葵ばあちゃんと孫娘の日ごろの関係がバッチリとこの歌に表れていると思ったこの歌の作者はたしか中学生母親・弟と共に、朝日歌壇によく登場する昼食もフォトスポットもお土産も恐竜づくし福井の旅路(富山市)松田 わこ福井には何度か行ったJRの駅舎の壁面に恐竜がいるホームのベンチにもいる恐竜博物館も訪ねた福井の印象はまったくこの歌の通りだ三分で水俣病の苦しみを述べよカップラーメンではない(高松市)島田 章平ニュースで知ったがこれはひどかった意見を聞く会を開いた、その事実だけが役所にとっては重要なのだだから内容は二の次でいいというのが見え見え
2024/06/14
今朝、タブレットで聞いていたラジオの音声が突然、切れたおかしいな?調べるとWi-Fiがつながっていない以前にも同じ現象があったのでWi-Fiの再接続を試みたがつながらないそのうちカミさんがトイレの水洗が流れないと言い出した停電? 近くの照明をつけてみると点く台所の冷蔵庫は二台のうち小型の方がダメで大型の方は正常である分電盤を見ると漏電遮断器が落ちているこれでは完全に停電している状態である全てのスイッチをオフにして遮断機のオン・オフを繰り返すと復旧した本来なら点かないはずの食堂の照明や大型の冷蔵庫の電源が切れなかったのは太陽光発電と蓄電池の利用による非常用電源に自動的に切り替わっていたから*ところが昼過ぎにまた同じ現象が発生朝と同じことをしても今度は復旧しないこれはもうお手上げである近所の電気屋さんに来てもらったさすがは本職の電気屋さん別棟に住んでいる妹が使っているIHが原因であると突き止めたIHの電源をコンセントから抜いて解決やっぱり本職だ、ボクでは無理であるIHは表面にひどいひび割れが発生しているよくもこんなものを使っていたなと呆れた!*問題のIHは新しいものを注文した同時に、電力会社の点検で分電盤を一回り大きくした方が良いと指摘されていたことを思い出して、その取り換えをお願いした
2024/06/13
知人から珍しい紫陽花の花をもらった名前を調べようとしていた矢先昨日訪ねた長居植物園で同じものを見つけた「アナベル」、これと同じだったアメリカノリノキ・アナベルアメリカアジサイ・アナベルハイドランジア・アルボレスケンス・アナベル等ともいうらしい蕾の時は薄い緑色をしている真っ白な花のアジサイもアナベルの園芸品種の一つらしい*同じくアジサイ園にあった万葉歌言問はぬ木すら味狭藍諸弟らが練りのむらとに詐かえけり訓み:こととはぬきすらあぢさゐもろとらがねりのむらとにあざむかえけり現代語訳:ことばをいわぬ木だって紫陽花のような変化の花もあることよ諸弟らの練達の心にだまされてしまった歌人:大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち以上、万葉百科 奈良県立万葉文化館のサイト
2024/06/12
ヤシの木の向こうのジャカランダ本日は楽歩会の6月例会「長居植物園のジャカランダ」参加者は25名でしたお目当てのジャカランダは先週の下見で確かめておいたのでバッチリ植物園正門、両側の並木はラクウショウ以下ジャカランダ、様々な角度から手前の赤い花はアメリカデイゴアメリカデイゴバラの向こうのジャカランダ近くで見るジャカランダもう少し近くで・・・池畔の木陰で昼食そよ風が吹き抜けて快適JR鶴ヶ丘駅は先日の下見時に初めて下車した駅ヤンマースタジアムがすぐそこ駅構内もセレッソ一色同上ヤンマースタジアム残念ながらサッカーはテレビでしか見たことがない*みなさん、ジャカランダを思いっきり見て写真を撮って、満足して帰路につきましたちなみに楽歩会は例年、7、8月は休会みなさん、また9月にお目にかかりましょう!
2024/06/11
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テイカカズラ(定家葛)別名:マサキノカズラキョウチクトウ科の常緑ツル植物キョウチクトウと同じで茎や葉には毒があるというテイカカズラがこのブログに初めて登場するのは2008年6月のこと当時は名前を知らない花に出会うと片っ端から名前を調べていたテイカカズラは名前の由来が面白かったので印象に残った以後、気になるなる花であり忘れられない花となったその名前の由来というのはこうである和名の定家葛は、式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられずついに定家葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説(能『定家』)に基づく。(『ウィキペディア))とにかく何かに絡みつく性質や風車のような白い花の形など愛着が持てる植物である我家のテイカカズラは栗の枯れ木に巻きついてこんな状態である少し傾いているのは、古い栗の木がそろそろ倒れ掛かっているようだ*2008年6月19日のブログ(→☆)
2024/06/10
清納の滝(せのうのたき)別名:マイナスイオンの滝落差15mの直瀑 奈良県吉野郡十津川村大字高滝訪問日:2024年5月6日国道425号線沿いにこの看板駐車場に車を止めて滝へ向かう平坦な細い道を徒歩にて約5分で滝に着く滝へのアプローチは極めて楽である(その分、物足りない気もする)ひろくゆったりとした滝壺があり滝を中心に一つの空間を構成しているその空間にマイナスイオンがいっぱい全体におっとりとした雰囲気の滝である*収穫した玉ねぎをワラで縛って軒下に吊るした
2024/06/09
我が家の庭に松の木が一本あるひとり生えである松の木に気が付いたのが2009年だからもう15年になる15年前、初めて気が付いた時の松その後、木が2mほどになったとき知人のIさんが剪定をしてくれた以来、春と秋に面倒を見てくれていた昨年、そのIさんが体調を崩して剪定を断られてしまった仕方がないので昨年から我流でやっているその木が今、こんな状態で新芽が伸び放題動画などを参考に我流でやってみた少しは見やすくなったようだ自分の庭だからこれで十分?プロが剪定した近所の松などと比べると枝(葉)が少し込みすぎているようだそれはまた次回に修正しよう*松の木を発見した時のブログ(→☆)*長寿会のボランティアであおぞらひろば花壇の花の植え替え
2024/06/08
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ウスベニアオイ(薄紅葵)アオイ科ゼニアオイ属の多年草別名:ブルーマロー、コモンマロー我が家の庭にもう何年も前から勝手に生えて勝手に咲いている今年、意外ときれいな花だなと思った草丈は全体を撮ってないのでわかりにくいが約1メートルくらい一株でこのようにたくさんの花をつける名前も単にアオイと思っていたがこの際と思って調べるとウスベニアオイちゃんとした名前がありました(笑)他にも以下のようなことがわかってへえっ、と思い本日の記事にした花はハーブティとして利用されておりお湯を注ぐと透きとおった青いお茶になる若葉と花はサラダやハーブティに葉と根は茹でて、野菜としても利用できる
2024/06/07
大泰(おおたい)の滝奈良県吉野郡十津川村小川落差、15mの分岐瀑訪問日:2024年5月6日国道425号線 芦廼瀬川(あしのせがわ)沿いにこのような滝見台が設置されている駐車場はないので道路が広くなっているところを探して駐車展望所からは立ち木などが邪魔してこの程度しか見えないのは残念ボクと息子とムコドノで道を探す息子ががそれらしきところを見つけて下(河原)に降りられたとラインをしてきたムコドノと二人、それらしきところをたどり上がってきた息子と出会うそこからさらにロープにつかまって降下滝壷の見えるところにたどり着いたうんうん、これだけおがめれば上等滝壷の水の色も素晴らしい道路端の滝見台から眺めて「観た」というのとやっとのこと見つけた道をたどってこのように全景を眺めるのとでは満足度が全く違う*この日はボクたち夫婦と息子夫婦、娘夫婦の六人での滝見物であったこのほかに「笹の滝」「二の滝」「清納の滝」「めん滝」「不動滝」を訪ねたさすがに車の行動範囲はすごい!
2024/06/06
5/26に紹介した地元のササユリが一週間後の6/1,ほぼ満開状態になったもう一度近くで観ようと思いたまたま畑仕事を手伝ってくれたムコドノも案内したササユリの咲く土手点々と白く見えるのがササユリ一斉に開花して一面が華やかいつ見てもいいなあ!癒されます5/26の状態(→☆)
2024/06/05
朝日新聞6/1朝刊「折々のことば」これはいい言葉だなあ!たしかにボクたちは生きてる限り毎日の暮らしが選択の連続である今日は何を着ようか傘は持とうかやめようかこんな卑近な例から進学する大学の選択自分がつく職業の選択結婚するしない、相手は?住居はマンションか一戸建てか賃貸か買取か・・・・・・・何気なく選択していることもあれば時には心底から思い悩むこともある決断が正しいかどうかなんて考えだすと限りなく迷いの中でもがくことになるそんな時、この脚本家の「完璧な選択なんてない」という言葉は有難いではないかこのような前提でモノを考えればどんな選択であろうとずいぶん気が楽になる
2024/06/04
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トキワツユクサ (常磐露草)ツユクサ科の多年草別名、ノハカタカラクサ(野博多唐草)この花にお目にかかるのは久しぶりあまりに久しぶりだったのですぐに名前を思い出せなかったいまごろが花の時期らしい以前はよく見かけたのにしばらく見かけなかったのが不思議*午後から松の剪定見様見真似でいい加減なもの
2024/06/03
五月三十日、地元の楽歩会で琵琶湖疎水を歩いたゴールである京阪・三条駅近くでリヤカーに大きな地球儀を積んで歩いている不思議な一行を見かけた幟には「婚約道中・・・」の文字が見える周りに人だかり、カメラマンもいるテレビのロケかなんかかな?おっ、こっち観てる!「もうすぐゴールです」という声も聞こえた帰宅後、「婚約道中」をキーワードに検索すると「婚約道中膝栗毛」というのに行き当たったお江戸日本橋を出発して二か月半後に京都三条にゴールする予定で歩いて道中記をユーチューブで発信しているそしてこの日がゴールであったのだ世の中にはいろいろな楽しみ方(楽しませ方)があるもんだと感心した「婚約道中膝栗毛」のサイトで出発から51回分のユーチューブを公開している(→☆)
2024/06/02
このシリーズもゴールに近づいたあと一冊「第九部/野の春」だけとなった主人公一家は相変わらず複雑多岐な問題を抱えながら暮らしている人間の一生はそれほど平凡ではないと作者は言いたいのだろうかこれでもかとばかり次々に問題が発生する奥さんの房江は熊吾の浮気を知って自殺を図るが命はとりとめるどうやらこれを機に彼女は心機一転、生まれ変わるらしい高校生になった息子の伸仁が井上靖の「あすなろ物語」を読むたまたまボクの高校時代と同じだ思い出して思わずにんまりしたこのシリーズに出会えてよかったそう思いながら最後の第九部を読んでいる
2024/06/01
本日はコロナ騒ぎでしばらく中断していた会社のOB会5年ぶりの再開、参加者は74名会員数が349名だから参加率は21%退職して24年、いつの間にか先輩たちの顔ぶれが減って自分たちが年配組になっている(あたりまえか)総会の会計報告など議題の終了後立食の懇親会を楽しんだ会場は元の勤務先いつも通勤していた経路を通ったのに乗換えなどでは大いにまごついて年をとるとこんなものかと呆れと自嘲*帰りにプリンターのインクを買おうと「近くに店はなかったか」と尋ねたら大阪駅前のヨドバシカメラにあるというそれならわかってるよ、と答えて以前の記憶を頼りに大型文房具店へそこで無事購入できた忘れることもあれば覚えていることもあるこれが浮世(笑)
2024/05/31
本日は楽歩会5月例会、参加者17名5月14日に9名で下見をしたコースですコース:JR山科駅→毘沙門道→安朱橋(琵琶湖疎水)→展望広場→天智天皇陵→太鼓橋(第二トンネル入り口)→第二トンネル出口→(国道)車石→蹴上疎水公園→南禅寺水路閣→琵琶湖疎水記念館→京阪三条駅(8km)地図に表示すると以下の通りJR山科駅から安朱橋へと歩きコース説明とストレッチ体操さあここから疎水歩きの始まり琵琶湖疎水を楽しむ疎水船に遭遇三井寺から蹴上に下る疎水船参加者の中にたまたま先週乗船した人がいて、片道7,000円だったというガイドのおじさんの説明が面白く楽しい時間を過ごせたそうですこちらは逆に三井寺方面に登る舟第二トンネルを出てきたところお互いに手を振りあった同上、両岸で跳ね返る波の立ち方が面白い第二トンネル入り口手前の通称・太鼓橋日本最古の鉄筋コンクリート橋だとか第二トンネル入り口扁額は「仁以山悦智為水歓」読みと意味は下記の通りじんはやまをもってよろこび、ちはみずのためによろこぶ仁者は動かない山によろこび、智者は流れゆく水によろこぶ揮毫・初代外務大臣・井上馨蹴上にあるインクラインの台車水中で荷を積んだままの船をこの台車に載せて水位差のある上へ(下へ)と運ぶ蹴上疎水公園にある田辺朔郎像琵琶湖疏水、水力発電等担当の技術者当時は東大卒業したばかりの21歳であったという蹴上疎水公園で昼食休憩後南禅寺・水路閣(水道橋)へ向かう水路閣の上部(水の流れ)疎水の分流として哲学の道へと流れるこの景観を観るために国内外からの訪問者が多いいつ見ても素晴らしい、美しいと思う参加者の中に歴史好きのメンバーがいて要所で詳しく説明をしてくれるいわばガイド付きのウォークである(感謝)最後にこの琵琶湖疎水記念館で琵琶湖疎水に関する勉強の仕上げ?同上、東山を背景に水路はこのまま鴨川へ注ぐあとはゴールの京阪・三条駅へ休憩を含み約四時間半のウォークを楽しんだ一日でありました最後までお付き合い、ありがとうございます
2024/05/30
お転婆は死語にはあらず見上げれば樹上で手を振る十四の娘(朝霞市)岩部 博道それはアブナイあれはイケナイ禁止の言葉が多い子育て社会こんな母娘がいるのは素晴らしい!木登りには野生の匂いがする子育てでは野生を大切にしたい!いや、大人になっても失わないようにしたい粗大ごみ置き場にあった車椅子歩いて捨てに来たならいいが(東京都)牧田 涼子不要になった車いす足腰が回復して不要になったのかそれとも・・・・・・粗大ごみ置き場にあった車椅子を見て作者はそれが不要になった原因に想いを馳せたのですね「歩いて捨てに来たならいいが」というのは反語的な使い方逆のケースの可能性が大きいと考えたのでしょうか春耕に出でし野ねずみ白鷺が丸呑みにせりまたたくうちに(山口市)藤井 盛弱肉強食の世界といってしまえばそれまでちょろちょろと出てきたかわいい野ねずみしかし、あっという間に白鷺が……そんな瞬間を作者は目撃したのでしょう
2024/05/29
今年初めて種を播いて育てたネモフィラ八個のプランターに植えて庭に並べていた花も終わったので昨日、片付けたあちらこちらの大きな公園で何千、何万と植えている写真を観るとたしかに壮観で見ごたえがある花の色も明るいしきれいだけれど我が家の庭にプランターを並べてもいまひとつ見栄えがしない来年からはもうやめようと思う庭のネモフィ(→☆)
2024/05/28
友人に伝えたいことがあって久しぶりにハガキを書いたメールの出現以来、SNSと称する通信手段が出来てからはハガキなど書いたことがない出すのはクラス会などの通知や年賀状で、全て印刷したものハガキをというより文字そのものを手書きすることが極端に少ないハガキの相手はそのSNSとは無縁の人物やはり手書きのハガキがふさわしかろうと相手の顔を思い出しながら書いた若い頃は筆不精なりにも親や友人にハガキを書いていたことを懐かしく思い出しているみなさんは如何ですか
2024/05/27
ササユリ(笹百合)いつもの場所で今年もササユリが咲いた棚田になっている田んぼの背の高い斜面に昨年のブログは6/4(見頃)一昨年の2022年は5/30(見頃)2021年は6/9(最盛期を過ぎている)という記事になっているので毎年、五月末から六月初旬が見ごろのようだちょうど咲き初めで満開には少し早いなんとも優雅な花ですねえ!家から五分、我が家の家庭菜園の隣毎年、近くで観られるのだから幸せ
2024/05/26
畑に行く野道でアザミの花に出会った毎日歩いている道なのに気が付かなかったようだアザミは秋の花だと思っていたが冬以外はいつでも咲いているような気がするアザミ(薊)、別名トゲクサ(刺草)キク科アザミ属 及びそれに類する植物の総称ということは単に「アザミ(薊)」という植物はないということらしいしかも日本列島には150種を越えるアザミがあるというから大変だ学者でないものには単に「アザミ」で十分ノアザミ、キセルアザミというのは何かの時に聞いたことがある他に地名の付いたアザミも多いようだキリシマアザミ、イシヅチアザミ、キソアザミ名前の由来は、アザム〈傷つける、驚きあきれる意〉がもとで、花を折ろうとするととげに刺されて驚くから或いは、沖縄の八重山地方では、とげを「あざ」と呼ぶことから「あざぎ」(とげの多い木)と呼ばれしだいに「あざみ」になったという説もあるようだ
2024/05/25
ホトトギスの鳴き声を聞いた今年も来たか!と、とても懐かしい例年、五月の中旬を過ぎたころだウグイスとの合唱になっているそのうぐいすに托卵をするというがよくそんなことをウグイスも許すものだその答がここにあったウグイスとホトトギスの卵はいずれもチョコレート色で模様がなく、区別が難しいのか、ウグイスがホトトギスの卵を区別して托卵を拒否する行動は見られません。(国立科学博物館のサイト)おまけに自分の卵を産んでウグイスの卵を放り出してしまうというからウグイスには迷惑な話である自然界は「不思議」というか「よくできている」ともいえる*ブログに書かなかったが最近、ケリ、コジュケイの鳴き声も聴いた
2024/05/24
沖縄奄美地方が梅雨に入った近畿も平年なら六月初旬に梅雨に入る近年は集中豪雨型の梅雨が多く各地で水の被害をもたらすことが多い今年は穏やかな梅雨であってほしいと願う庭では雨を待ちかねている花があるいずれも雨に濡れた風情が良く似合うまずはアジサイ(紫陽花 )もう何十年も庭の定位置で咲く最近カミさんが花好きの知人と交換したして新しい品種も増えたヤマアジサイシチダンカ(山紫陽花 七段花)ボクが知人から苗をもらって植えたもので、三十年近く定位置で居座っている花を見て、欲しいという人が多くあちこちに孫が多くなっているバイカウツギ (梅花空木)母が好きで大事にしていた花母の死後、木が枯れてしまったので挿し木して現在は鉢植えになっているサラサウツギ(更紗空木)これも知人宅で見て気に入ったのでもらって挿し木したもの以上、いずれもアジサイ科の植物
2024/05/23
親子で滝巡り 五月の連休の一日、親子で奈良県十津川村の滝巡りをした。 連休で高松から帰省していた息子の希望である。息子夫婦は三日間の滞在中、植木の剪定や物置の片づけなどをしてくれた。そして一日は滝見物に行きたいという。息子も滝が好きで、休日を利用して四国内の滝を夫婦でドライブしている。親子そろって似たようなことをしているわけだ。 娘夫婦が日本の滝100選の十津川村の「笹の滝」へのドライブを計画してくれて、親子三組の夫婦で出かけた。 例外はあるけれど、ほとんどの滝は山中の渓谷にあるので、電車やバスなどの公共交通機関で訪ねるのは難しい。やはり車が便利である。その点、ムコドノの運転は腕がたしかな上に、地理感覚が抜群である。下調べはするのだろうけれど、カーナビを使わないで迷うことがない。これはもう類まれなる才能というほかない。おかげでここ十年ほどの間にずいぶん多くの滝を案内してもらった。 笹の滝は日本の滝100選に選ばれているだけあって、駐車場とトイレが完備されている。二週間前に訪ねた三重県の「布引の滝」も、やはり100選の一つで、途中の案内看板はもちろん、トイレと駐車場がそろっていた。100選であるかないかでずいぶん待遇が違うものである。 頭上に「笹の滝」と書いたゲートをくぐって新緑の林の中を滝へと向かう。車道から滝までの道中がまた滝を訪ねる楽しみの一つである。これはもう滝によって千差万別、この滝の場合は、やや登り勾配で、足元は木の根っこと苔むした岩である。十分ほど歩くと滝に出た。 ずっと奥まったところに真っ直ぐに落ちる滝が見える。そこから大きな一枚岩のようなところを大量の水が勢いよく流れてきている。とりあえずそこで写真を撮って、岩穴をくぐって先へ進む。ずっと前方の滝壺のあたりで息子が手を振っている。こちらは登山靴で慎重に歩いているのに、向こうはゴム草履のような履物でよく登れたものだと感心する。 カミさんと娘、それに息子の妻はここまで来たら十分だと言って休んでいる。要所にある鉄の鎖と手すりを利用して滝壷が見える場所までたどり着いた。先行のムコドノは適当に足がかりやルートを遠慮がちに? 助言してくれる。 たどり着いたところは落差三十mほどの滝の右側で、滝壷の水面より少し高く、滝壷を見おろす位置である。滝の音が急に大きく響き、水しぶきがふりかかってくる。これが滝だ。よく耳にするマイナスイオンの効果だろうか。じっとしていると滝の音さえ遠のいて動から静の世界に引きこまれ、そして癒される。 結局この日は十津川村で、笹の滝の他に五つの滝を訪ねた。不動滝、二の滝、清納(せいのう)の滝、大泰(おおたい)の滝、めん滝である。 不動滝は滝への降り口がなく車道から遠望しただけ、清納の滝とめん滝へは100~200mの平坦な道、二の滝と大泰の滝は車道から滝まで急斜面を降りた。特に大泰の滝は車道脇に滝見台を設けてあったが、木が茂って見晴らしが悪い。そこで、男三人で手分けして河原へ下りる道を探した。簡単にあきらめないのが良かった。息子が一番乗りで、ほぼ滝の全景が見える河原まで到達してラインで写真を送ってきた。ムコドノとボクもあとに続いて、道らしくないところをロープに頼ったりしながら何とか降りることが出来た。 やはりこの位置から見なきゃなあ、と喜びつつ滝の全景を写真に収めた。降りた急斜面を元の車道へ戻りながら、息子たちはまだ若いが、八十も半ばのボクはいつまでこんなことが出来るのだろう? 「お父さん、危ないからやめた方がいいよ」と、息子やムコドノから言われるようになれば自重しなきゃいけないだろうな。そんな考えが頭をよぎるのであった。 ドライブの締めは十津川温泉郷の上湯温泉、上湯川のほとりにある露天風呂であった。コンクリートの浴槽にはしごがかかり、2mほど下の清流に降りられるようになっている。一人の客が水風呂の代わりに流れに浸かって平泳ぎをしていた。 湯につかりながら今日一日の充足感にひたっている時、今年のエッセイの課題が「私の元気の素」であることが頭に浮かんだ。そうか、これだな! 元気の素といえば大好きなアルコール、旅行、山歩き、滝巡り、家庭菜園など決して一つではない。これらをひっくるめると「自然」という答えが見えてくる。滝もまた自然の一つである。 ボクたち人間は自然から元気をもらい、自然の中で生かされている。
2024/05/22
笹の滝(ささのたき)落差約32メートルの直瀑奈良県吉野郡十津川村内原十津川支流の滝川上流域訪問日:2024年5月5日国道168号線の立派な看板から左折約30分で滝入り口に到着トイレと駐車場がある着いた時には4台の先客があった滝を訪ねても他の訪問者に出会うことは極めて少ない、しかしさすが日本の滝100選だけのことはある帰る時には7台に増えていた入り口ゲートから気持ちのいい緑陰の道を木の根を踏んで10分ほど歩くと滝に出る大きな岩がゴロゴロその上を滝壷から流れ出る水が勢いよく流れてくる塗れた岩は見るからに滑りやすそう要所に鉄の鎖を配置してくれている鎖をつたって岩の穴をくぐりさらに足元注意で滝壺に近づくここまで近づくとすごい水しぶきを浴びるすぐにレンズが濡れてしまうのでこんな写真伴林光平歌碑世に知らぬ あわれをこめて しぐるらん 小笹瀧の ありあけの月天誅組の伴林光平一行がこの滝を過ぎるときに詠んだ歌とのこと天誅組のことは不勉強でよくわからない*笹の滝は二度目の訪問一度目は2017年2月(→☆)滝訪問はいつも娘夫婦と四人だが今回は連休で帰省中の息子夫婦も参加親子六人でのドライブであったこの日は笹の滝の他に、二の滝、大泰の滝清納の滝、不動滝、めん滝の六カ所を訪ねた
2024/05/21
(5/8撮影)畑のハッサクがたくさんの花をつけた辺り一面に甘い香りが漂っている昨年は花も少なく実もまた少なかった今年は豊作だと嬉しいな!この木もボクが転勤で地元に戻ったばかりの頃に植えたのでもう三十年を越えたはず
2024/05/20
孫のナツキが庭で写真を撮っている三つの花瓶は今回の来阪の目的の一つで梅田へ出かけて買ってきたのだ庭にあった花を入れて撮っているようだそれも庭のあっち、こっちと場所を変えてなんでそんなことをするのかボクにはいまひとつ理解できないそんなボクの疑問に答えるように写真を撮り終わってからピクミンの動画を見せてくれたピクミンというのは任天堂のゲ-ムキャラクターであり活動の舞台は架空の庭園のようだなるほど、これでわかった!ピクミンはいつも架空のきれいな庭で活躍しているので、ナツキはキャラクターでもある花瓶を庭で撮りたかったのだ最初、新婚家庭の卓上を飾る一輪挿しを買ったのだと思ったがそうではなかったまったく凝り性だなあ! と感心したナツキは、ちぃかわといいピクミンといい大相撲に格闘技、リクガメの飼育にキャンプよくもまあ楽しみの対象を見つけてくるものだただボクはピクミンのような仮想のゲームは苦手なものの一つである
2024/05/19
流転の海シリーズも全九部のう七部まで終わった今回の第七部は、巻末の解説で第一部から六部までのあらすじと登場人物を整理してくれている長い小説なので振り返るのにちょうどいい第一部の舞台は1947(昭和22)年から始まって第六部の1960年までであった50歳だった主人公の熊吾は63歳になったこの間、読者のボクも主人公一家に親しみを持って付き合っているしかし面白い小説である残りの二冊も大いに楽しみである*ダイハツからカーナビの地図更新用SDカードを送ってきたこういうサービスが付いていたのだろうか案内に従って地図を更新した
2024/05/18
落差が10mほどの直瀑三重県熊野市紀和町小栗須訪問日:2024年4月28日日本の滝百選「布引の滝」を訪ねた際県道780号線の途中から右への分岐に「大滝」の表示がある布引の滝の前にこちらを見ておこうと右折して林道を進む途中から未舗装のかなりの悪路であるが10分ほど進むと左の川側の路肩に「大滝」と書いた看板が置いてあるのが目についたどうやらここが滝への降り口らしい駐車場はないので路肩に駐車したカミさんと娘は君子危うきに近寄らず車で待機すると谷へ降りるのはパスムコドノと二人、滝へと向かって降りた途中、斜め方向から滝が見える場所で撮影降りるのはここまでかと引き返しかけるとムコドノがロープのかかった斜面を見つけたさらに一段下に降りると滝を真正面から観られる場所に出た鉄骨製の観瀑台?らしきものもあった水量も多くかなりの迫力であるこの位置で滝が見られたらまず言うことなし本日の目的である布引の滝へと向かった
2024/05/17
子には子の散歩の流儀があるようで石はけるべし穴のぞくべし(横浜市)吉澤 信子子どもはこのようにして育つのが良いと、いやそうあるべきだ!と思うのですが・・・管理社会のいまは、むしろこの逆かもしれませんねえ吊り橋を園児の一団渡りゆく悲鳴歓声なかなか進まず(出雲市)塩田 直也現場の情景が目に浮かぶようだそれだけうまく詠んでいるのだ上の歌同様、子供はのびやかに育って(育てて)ほしい!方丈記なぞるがごとくいつの世も絶えることなく災厄つづく(千葉市)鈴木 一成うん、なるほど、たしかにそうだ!科学技術は発達したけれど自然の力による災厄は今の世もこの歌の通り、相も変わらず続いているしばらく方丈記を読んでいない声を出して読んでみよう尺貫で力士の体をあらわした昭和は遠し栃若時代(三郷市)木村義煕尺貫法による呼び出しをしていたころのことはかすかに覚えているもちろん栃若時代も懐かしいなあ!!!覚えているのはおそらく八十歳以上の世代かな
2024/05/16
高さ30m、幅12mの直瀑三重県南牟婁郡紀宝町浅里県道740号線に面する訪問日:2024年4月28日名前の由来紀州藩主の徳川頼宣がこの滝を訪れた際滝の美しさを讃えて詠んだ漢詩の一節に「風吹けば飛沫さながら雪の舞い」と詠まれたことからだという県道740号線に面しているこの一帯は飛雪の滝キャンプ場として整備されている車道から数拾m歩けば滝の正面に出る難儀してみる滝、楽してみる滝いろいろあっていいのだろう!山の中腹から吹き出すように水があふれ出ている豪快な滝ゴールデンウィークが初まって特別天気が良く暖かい一日キャンプ中の若者が滝壷で遊泳中この滝はもともと立ち寄る予定がなかったあとで調べると、滝周辺には遊歩道があり二の滝や浅里・八幡神社などをめぐるハイキングコースがあることがわかったしかし再訪する可能性は少なそう
2024/05/15