カテゴリ:映画
昨日見た「隣人13号」は刺激が強すぎたので、今日は見るからに安全そうな?映画にしました。「スウィングガールズ」の上野樹里も出ている作品です。彼女はこの作品や「スウィングガールズ」のようなイモっぽい役が合ってますね。 まず、「世界の中心で愛をさけぶ」もそうでしたが、私はこのあたりの時代設定には弱いんです。自分の青春時代よりは少し古い時代なのですが、カルメンとかなごり雪なんかは少しカスっています。 それに主役の4人の女の子の田舎くさいこと(失礼)。決してけなしているわけではないんですよ。リアルだし、逆に新鮮味を感じるんです。この作品はところどころで女の子たちの着替えシーンが出てきますが、地味な下着を見ていると逆にちょっと興奮してきたりします。私も女の子の下着姿を見たぐらいで興奮するほど若くはないのですが…。 ストーリーは直球勝負の純愛映画という感じです。翌年の七夕の日に再開する約束をするという古典的な展開ですが、まあ全体的なつくりの良さもあってあまり違和感はありません。最後のほうの、4人の女の子がなごり雪を歌いながら抱き合うシーンなんかはちょっと引いてしまいますが、許容範囲でしょう。 また、韓国がからんだ映画は、「バッチギ」のようにいわゆる自虐史観的な作品になりがちですが、そういう色もまったくありません。どちらかというと、「韓国では日本語の歌は禁止されていた」というような事実を淡々と羅列している感じで好感が持てます。 全体を通して見ると、変な意地をはらずに素直に作った作品という印象で、暇な日曜日の午後にコーヒーでも飲みながらのんびりと見る分には、なかなか良い映画なのではないでしょうか。 それにしても、山本譲二の流しのお父さん役はなかなか笑えますね。 おススメ度★★★★☆(ちょっと甘めです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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