カテゴリ:映画
どんな映画なのかよくわからなかったのですが、なんとなく泣けるラブストーリーっぽかったので借りました。 白夜行もそうでしたが、この映画でも子役の二人がいい味を出しています。小百合役の子は障害を持っている子という難しい役をうまくこなしていますし、心平役の子は本当に良いキャラクターをしています。二人で川で遊んでいるシーンなんかは本当に微笑ましかったですね。 でも、子役の演技に感心するようになったのは、単に自分が年をとっただけかもしれませんね。年を取ると小さい子には甘くなりますから。 他の俳優陣の中で一番良かったのは、なんといっても中谷美紀です。「電車男」では落ち着きすぎていて、いまひとつヒロインぽくなかったのですが、この映画のお母さん役は、完全にハマっています。正直、それほど華のある女優さんではないと思いますので、こういう少し陰のある役の方が向いていると思います。 主演の玉木宏も、いい雰囲気を出していましたね。相手役の綾瀬はるかも、あまり好みの女優さんではないのですが、こういう役は向いているような気がします。他にも阿部寛や星由里子など、いい味を出している役者さんがたくさんいます。 ちなみに、この映画で私が一番泣いたのは、英蔵さんが、綾瀬はるかを連れて行こうとする阿部寛を止めに入ったシーンと、綾瀬はるかが玉木宏に電話をするシーンでした。 マイナス面としては、まず雨鱒のCGが非常に安っぽくて興ざめだったことが挙げられます。もう少しお金と手間をかけてリアルにしないと、いきなりギャグ映画になってしまいます。 それから、冷静になって考えてみるとストーリーも非常にありきたりです。特に主役の二人が大人になってからはストーリーが急展開してしまうので、なんだかせわしすぎるような気がします。もう少し脚本に工夫がほしかったですね。 おススメ度★★★☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.01.14 01:32:45
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