カテゴリ:映画
ブログランキングに参加することにしました。ご協力よろしくお願いします。 人気blogランキングへ 今度はハリウッド版のほうです。 基本的に、私は邦画好きです。洋画も見ないわけではありませんが、このブログでも洋画について書くのは初めてですし、レンタルショップに行っても無意識のうちに邦画に手が伸びてしまいます。 邦画のほうが自分の感覚に近いので、その映画の世界に入り込みやすいんですよね。逆に洋画は違和感を覚える箇所が多々あります。この映画でもそういう部分が随所にありました。 一番それを感じたのは、最後にリチャード・ギアが正装をして仕事をしている奥さんのところにバラの花を一輪持って行くシーンです。あそこで「いい!」と思える人は、逆に洋画のほうが好きなのでしょう。もっとも、日本版は奥さんをほったらかしにしすぎている感はありますけどね。 それから、この映画のキモは「ごく普通の」サラリーマンが社交ダンスにのめり込んでいく部分だと思うんです。ところがアメリカ版は主役が弁護士(もっともアメリカは弁護士の数が多いので、日本ほどのステイタスはないようですが)という設定で、しかも格好良過ぎるんですね。大会の雰囲気なども全体的に派手です。 もしかしたら、日本のような地味な映画はアメリカでは受け入れられないのかもしれません。 まあ、その辺は文化や習慣の違いですから映画の優劣には関係ありません。ただ、キャスティングは個人的な思いいれもあって、日本版の圧勝だったように思います。竹中直人や渡辺えり子のアクの強さは秀逸でしたし、主役も少しくたびれた感じのする役所広司のほうがしっくりきます。何よりも草刈民代のあの凛とした美しさは、いくらハリウッド女優でもまねできませんね。 おススメ度★★★☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.01.19 11:51:54
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