泣ける、笑える映画・ドラマ鑑賞日記

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女王の教室の４巻を借りてきて見ました。いつも行っているレンタルショップで貸し出し中だったので、別の店から借りてきました。

結末はだいたい予想通りでした。でも、和美のお母さんが働くことになったり、由介のお母さんが登場したりと、細かいところで予想外の展開はありました。

このドラマは脚本がしっかりしている感じがします。本来、矛盾点がたくさん出てきそうなストーリーですが、最終的にはうまくまとまっていました。

ただ、語りが多いのが気になります。和美のお父さんが家族に対する気持ちを語る場面あたりですね。連続ドラマですから、途中から見る人もいるのでわかりやすくする必要があるのでしょう。仕方がない部分だとは思いますが。

それから、真矢が最後にわらっちゃいけませんね。ほんの少し涙をにじませるとか、せいぜい口元を少しゆるめるぐらいにしておかないと。

今の公立学校の教育方針は、「体罰はいけない」とか、「子供の自主性を尊重しなければいけない」というような、個々の方針の積み重ねで成り立っているため、全体としてまるっきり見当はずれな状態になっています。それを、わかりやすい形で問題提起したという意味でも、このドラマの意義は大きかったと思います。

話は変わりますが、「仰げば尊し」の歌詞は「思えば愛とし」だと思っていました。「思えばいと疾し」が正しいんですね。初めて知りました。

一応最終的な評価は

面白さ★★★★★
おススメ度★★★★★

批判する点がないわけではありませんが、十分面白かったです。