カテゴリ:映画
ブログランキングに参加することにしました。ご協力よろしくお願いします。 人気blogランキングへ 今度は岩井俊二監督の「リリイ・シュシュのすべて」です。 前に見た「花とアリス」の時もそうでしたが、なんとも判断がつきにくい映画です。映像がプライベートビデオ風で、自分にはあまり必然性が感じられない場面が多いのです。 ただ、蒼井優は相変わらず魅力的でした。バックに流れていたドビュッシーの曲の数々も効果的で、久しぶりに聴きたくなりました。何度も登場した「エーテル」という言葉は宮沢賢治から取っているのでしょうか?そういうことを取りとめもなく考えていると、自分の頭の中の様々な記憶が、雑多な感情とともによみがえってきました。 こういう映画はなかなか他にはありません。普通のドラマは「笑い」であったり「恐怖」であったり、とにかくある特定の鋭角的な感情がわきあがってくるだけです。複数の感情が共存するとしても、それは他に干渉しないで存在しているだけです。 ドビュッシーの音楽にも共通している部分が多いかもしれません。まあ、この映画は見る人によって感じ方、印象はまるで違ってくる映画だと思います。 面白さ ★★★☆☆ おススメ度★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.01.27 11:44:11
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