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【ストーリー】沖縄・竹富島の船着場で、故郷を離れる母親・昌美を見送る6歳の娘・風希。「お母さん、手紙書くからね…」その言葉通り、離れた母子を結ぶのは年に一回、風希の誕生日に届く手紙だけだった。祖父と島の優しい人々に囲まれて成長していく風希。母は20歳になったらすべてを説明すると言う。やがて亡き父の影響でカメラマンを志すようになった風希は、東京でアシスタントの仕事を始める。19歳の誕生日、幼なじみのカイジが母からの手紙を持って上京してきた。そこには「来年20歳の誕生日、東京の井の頭公園に来てください」とあり…。 「Tokyo Noir」で高い評価を得た熊澤尚人が沖縄・竹富島を舞台に描いたさわやかな感動物語。「リリイ・シュシュのすべて」「星になった少年」の若手演技派女優・蒼井優が、優しく美しく成長していく主人公を瑞々しく演じている。 ■監督 熊澤尚人 ■出演 蒼井優/平良進/南果歩/金井勇太/かわい瞳/比嘉愛未/斎藤歩/前田吟 ブログランキングに参加することにしました。ご協力よろしくお願いします。 人気blogランキングへ よく見てみたら、前回はほとんど感想らしい感想を書いていなかったので、第2弾です。 沖縄モノである以上当然かもしれませんが、まずは映像がきれいです。ただ、きれいとは言っても、海や空がきれいだという意味ではありません。 登場人物がどう見ても現地の人にしか見えず(本当に現地の人を使ったのかもしれませんが)、その言葉やしぐさから自然な優しさがにじみ出ていて、なんとも言えない雰囲気があるのです。それが映像にも良い意味で影響しているような感じなのです。 ストーリーは、手紙に隠された秘密がポイントで、冷静になってみるとそれほど意外な展開ではありません。ただ、主演の蒼井優のみずみずしさ、純粋さが緊張感を最後まで維持させています。この女優さんは本当に良いです。今まで以上にファンになりました。 主人公が秘密を知ってしまった後も、お母さん役の南果歩のけなげさ、島の人々の優しさが自然で、思わず涙をにじませてしまいました。 今まで見た今年の映画の新作DVDの中では、一押しです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.02.01 11:15:03
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