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泣ける、笑える映画・ドラマ鑑賞日記

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2006.02.07
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カテゴリ:映画
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☆おすすめ品☆ 1リットルの涙 型番:DSZS-7027

【ストーリー】15歳の亜也は、ある日、通学途中に転んで下あごを強く打ってしまう。それは負傷した場所を2針も縫う怪我だったが、それとは別に、亜也の母親は、このごろ娘の歩き方がおかしいことを心配していた。やがて亜也は、脊髄小脳変性症だと診断される。病に負けず、頑張って生きようとする亜也は、主治医に勧められて日記を付けはじめた。だが、亜也や周囲の想いとは裏腹に、病気は確実に進行していき…。

【出演者】大西麻恵/鳥居かほり/芦川よしみ/松金よね子/浜田光夫/森下千里 /かとうかずこ

前から気になっていた「1リットルの涙」の映画版を見ました。いかにも泣けそうな映画なので、かなり期待していました。

いやあ、泣けました。パン屋のおばちゃんの言葉で泣き、先生の心無い言葉で泣き、そして主人公の子の「生きたい」という言葉でも泣きました。「泣ける映画」という点で言えば、今まで見た映画の中で一番かもしれません。主人公の子の話し方や動作が、だんだんとたどたどしくなっていく様子が結構リアルで、映画に完全に感情移入してしまいました。

ただ、全体的に異常なほど展開がはやいのが気になりました。普通、最初は主人公の学校や家庭での幸せな様子などを描いて、その上で少しずつ病気の進行を暗示させると思うのですが、映画が始まった直後に、主人公が病気になっちゃうんです。本人への病気の告知もすんなりと済んでしまっているし、主人公の子が最後まで一貫して強く真摯に生き続けているのも不自然です。普通はその辺の細部をどうドラマにしていくかが脚本家や監督の腕の見せ所だと思いますが、最初から最後まで直球勝負で、冷静になって考えてみると、映画としてはかなり稚拙なつくりだと思います。

映画の場合、時間の制限があるので同情する余地はあると思いますが、時間が98分だけですからね。もう20~30分ぐらい長くして、病気の告知や主人公の最後、それに家族の葛藤なんかももっと詳細に描いて欲しかったと思います。

そういう意味ではドラマ版をぜひ見てみたいですね。時間が長い分、色々なエピソードを挿入できると思いますし、沢尻エリカも少し気になっていますし、妹役で成海璃子も出ていますから。

面白さ  ★★★★☆
おススメ度★★★★☆





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最終更新日  2006.02.07 11:31:36
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