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泣ける、笑える映画・ドラマ鑑賞日記

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2006.02.18
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カテゴリ:映画
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誰も知らない

【ストーリー】都内の2DKアパートで大好きな母親と幸せに暮らす4人の兄妹。しかし、彼らの父親はみな別々で、学校にも通ったことがなく、3人の妹弟の存在は大家にも知らされていなかった。ある日、母親はわずかな現金と短いメモを残し、兄に妹弟の世話を託して家を出る。この日から、誰にも知られることのない4人の子供たちだけの“漂流生活”が始まる・・・・。

【出演者】柳楽優弥、北浦愛、木村飛影、清水萌々子

いやあ~、思ったよりもインパクトの強い映画でした。4人の子供たちの”漂流生活”がリアルで、恐怖感を覚えるほどでした。

話題になった柳楽優弥ですが、最初に見たときのインパクトの強さは「星になった少年」と変わりません。ただ、「星になった少年」のほうが後で撮影しているので、肉体的な成長の跡がうかがえ、精悍さも増している感じがします。

この映画は子供たちが自然に過ごしている瞬間を撮っている感じで、なんとなく記録映画のような印象を受けました。ですから、演技のことをどうこう言っても仕方がないように思います。カンヌの賞は、「演技力」というよりも彼の「存在感、インパクト」に与えられたと見るべきでしょうね。

彼の場合、「星になった少年」もそうですが、「普通の」状態ではなく、ある種極限状態に置かれた少年の役柄ばかりです。そういう設定では魅力的なのですが、逆に普通の中学・高校生の役をやったらどうなるのかが興味ありますね。成海璃子との淡い恋心を描いた青春ラブストーリーなんかどうでしょうか?次回作も決まっているみたいなので、そちらに期待します。

映画は、最後までどうなるのかハラハラしながら見ていました。なかなか面白かったのですが、ただ、ゆきちゃんの死は予想外でしたし、かわいそうで見ていられなくなりました。生まれてろくに楽しい思いをせずに、死んでしまうなんてねぇ。

「1リットルの涙」にしても、「世界の中心で愛をさけぶ」にしても、主人公には最終的に悲しい結末が待っているわけです。ただ、病気になるまでは幸せな生活を送っているわけですし、死への過程でも周りの人の温かさに触れていたりします。ところが、ゆきちゃんはそんなことすらないんですね。まさに「誰も知らない」死を迎えるわけです。いくらなんでもかわいそう過ぎます。

それに、妹が死んでも助けを呼ばず、遺体を埋めに行くのはいくらなんでも不自然です。そして、それを助ける女の子はもっと不自然ですし、その後の何もなかったかのような生活も違和感があります。その辺で急に現実に引き戻されてしまった感があります。

でも、全体的にはなかなかの映画でした。

面白さ   ★★★★☆
おススメ度 ★★★★☆





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最終更新日  2006.02.18 19:58:18
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