カテゴリ:映画
ブログランキングに参加しています。ご協力よろしくお願いします。
人気blogランキングへ 【ストーリー】とある九州の田舎町で、バスジャック事件が起こった。生き残ったのは運転手の沢井と、直樹・梢の田村兄妹だけ。乗客が次々と殺されていくのを目の当たりにした3人は、心に大きな傷を負ってしまう。それから2年が過ぎて、町に戻って来た沢井は、突然田村兄妹のもとに行き、奇妙な共同生活を始める。さらに、そこへ3人と同じような体験をしたという田村兄妹の従兄・秋彦もやって来る。やがて4人は沢井の運転する小さなバスに乗り、あてのない旅に出ることにしたのだが…。 バスジャックに遭遇し、心に深い傷を負ってしまった人々の再生を、ゆったりとした流れの中で描いた感動巨編。監督は「月の砂漠」の青山真司。”クロマティックB&W”と呼ばれる手法で作られたセピア調の映像の中で、役所広司が存在感ある演技を見せている。また、梢役の宮崎あおいも難役を見事にこなし絶賛された。カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品し、国際批評家連盟賞とエキュメニック賞をダブル受賞している。 【出演者】役所広司 宮崎あおい 宮崎将 斎藤陽一郎 国生さゆり 長い長い映画です。 なんと全部で3時間37分。実はこの映画を見ながら何度も途中で寝てしまい、4回目のチャレンジでようやく最後まで見ることができました。 「ストーリー」にもある通り、全体がセピア調で、カメラを引いた状態でワンカットを長く撮る手法がよく使われています。会話がほとんど九州弁で声も小さい箇所が多いために聞き取りにくいのは閉口しましたが、いい意味である種独特の雰囲気があります。 主要登場人物である直樹(宮崎将)と梢(宮崎あおい)の二人は、口をきかなくなった兄弟役なので、ほとんどセリフはありません。それでいて3時間半を超える映画を最後まで見続けることができたのは、宮崎あおいと役所広司の存在が大きいと思います。秋彦役の俳優もいい味を出していましたね。ただ、沢井の健康診断の結果と咳はなんだったのか…。 それにしても、子役時代の宮崎あおいは可愛すぎますね。 面白さ ★★★☆☆ おススメ度★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|
|