泣ける、笑える映画・ドラマ鑑賞日記

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【ストーリー】2004年4月からTBS系で放送された、青春ラブストーリー。平凡な大学生と事故で聴覚を失ってしまった女性を軸に、大学卒業を1年後に控えた青年たちの、ありのままの葛藤を繊細なタッチで描いている。脚本を手がけるのは、「ビューティフルライフ」「最後の恋」など、数々の人気ドラマを生み出してきた北川悦吏子。キャストは「ブラックジャックによろしく」を好演した妻夫木聡、正統派女優として評価を高めている柴咲コウほか。映像特典として、メイキングなどが収録されている。
社会福祉心理学を専攻するごく平凡な大学4年生の結城櫂は、もう年度も改まったというのに、まだひとつの内定ももらえていなかった。年上の彼女に励ましてもらいつつも、就職活動に対する不安は拭えない。そんなある日、櫂はキャンパスでバイオリンを弾く少女と出会うのだが…。

【出演者】妻夫木聡／柴咲コウ／成宮寛貴／白石美帆／瑛太／小西真奈美／山田優／上野樹里／小日向文世／風吹ジュン

とりあえず、第１巻を見ました。

場面設定や出演者の顔ぶれを見ると、個人的には好きになりそうなドラマです。こういう、学生と社会人の中間のある種特殊な時期って、ドラマとしては面白いと思うんです。それに、妻夫木聡や小西真奈美は好きな俳優さんですし、小日向文世はいい演技を見せてくれます。意外と白石美帆もいい味を出してくれるし。とにかく、出演者はなかなか豪華です。

でも、柴崎コウの登場の仕方が今ひとつです。こういう障害を持った人の役の場合はリアルさが重要なのですが、なんとなくウソっぽいんです。バイオリンは、弓の運び方で上手いかどうかがわかっちゃうので、一番弾くマネが難しい楽器ですからね。

それに、妻夫木聡以外の登場人物に今ひとつ存在感がないんです。第１巻を見た限りでは成宮寛貴とか瑛太をもう少し魅力的な役にしないと、ドラマに広がりがなくなるような気がします。

妻夫木聡が障害を持った子と恋愛をするという設定が近いので、なんとなく「ジョゼと虎と魚たち」を思い出してしまいました。でも、あちらは池脇千鶴の好演が光っていますが、こちらは柴崎コウが今ひとつ魅力的に見えません。「どう考えても小西真奈美のほうがいいよな」と思っちゃいます。個人的な好みもありますけどね。

一応、第２巻も借りているので続きは見ますが…。

面白さ　　★★☆☆☆
おススメ度★☆☆☆☆