泣ける、笑える映画・ドラマ鑑賞日記

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【ストーリー】軽音楽部に所属する恵たちは、文化祭を翌日に控え、途方に暮れていた。恵たちは文化祭でのライブに向けて猛練習を重ねてきたのだが、ギターの萌が指を骨折し、ライブの中止を余儀なくされてしまったからだった。やがてボーカルの凛子が怒りだし、軽音楽部は空中分解。ライブはもちろん、クラブとしての活動自体も怪しくなってきたそのとき、部室のラジカセからブルーハーツの「リンダリンダ」が聞こえてくる。なぜか盛り上がってしまった恵たちは、やがて韓国人留学生のソンをボーカルに誘ってバンドを結成。翌日のライブに向けて、特訓を始めたのだが…。
高校生活最後の文化祭を舞台に、軽音楽部に所属する女子部員たちの奮闘を描いた、明るく爽やかな青春ドラマ。軽音楽部のメンバーが、文化祭の前日に結成した急ごしらえのバンドで、伝説のバンド「ブルーハーツ」の名曲をコピーする姿を追う。監督は、「どんてん生活」の山下敦弘。キャストには韓国ドラマ界きってのコメディエンヌとして知られるペ・ドゥナや、「バトルロワイヤル」などさまざまな作品で安定した演技力を見せる前田亜紀、ミュージシャンの関根史織などが起用され、女子高生たちのセンシティブな学園生活を、コミカルかつキュートに演じている。

【出演者】ぺ・ドゥナ、前田亜季、香椎由宇、関根史織、三村恭代、湯川潮音、山崎優子、甲本雅裕、ピエール瀧、山本浩司、山本剛史

タイトルやあらすじを読んで、「スウィングガールズ」のような展開を予想していました。

ある意味、それは当たっていました。「音楽初心者が行きがかり上演奏をしなければならなくなり、紆余曲折を経て、最後はライブで大成功する」というストーリーです。ライブのときに遅れて登場する点も同じです。もっとも「スウィングガールズ」は雪まみれで登場しましたが、こちらは雨でずぶぬれになった点が違っています。まあ、別にパクったわけではないのでしょう。

ただ、「スウィングガールズ」は最初から「面白ければそれでいい！」という割りきりが感じられて、それが心地よいのですが、こちらはなんとも中途半端です。「そのぬるさがいい！」と感じる人もいるかもしれませんけどね。

最後のライブにしても、「スウィングガールズ」のほうは見ているこっちもジーンとくるものがありました。でも、こちらはあの盛り上がりがわざとらしく感じられてしまいました。

それに、出演者にあまり存在感がありません。前田亜紀って昔はもう少しかわいかったような気がするんですが、なんだかおばさんぽくなっています。ぺ・ドゥナは自然な感じなのは良いんですが、ただそれだけです。香椎由宇は一番存在感はありましたが、個人的にはあまり好きではありません。関根史織が一番マシかな？

でも、それでも「スウィングガールズ」の本仮屋ユイカとか、豊島由佳梨なんかに比べると見終わった後にさっぱり印象が残りません。普通、若い女の子が４人も登場すれば、私みたいなオジサンはイチコロなはずなんですけどね。

面白さ　　★☆☆☆☆
おススメ度★★☆☆☆