泣ける、笑える映画・ドラマ鑑賞日記

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NHKの朝ドラの「純情きらり」がスタートして１週間がたちましたので、感想を少々。

５回目の途中までは主役の桜子を美山加恋が演じていました。とりあえずこちらは置いておくとして、その後の桜子を演じている宮崎あおいですが、相変わらずかわいいですね。本当はもう２０歳のはずですが、童顔なので女学生役もはまっています。第一印象のよい女優さんなので、そういう意味では朝ドラのヒロインにも向いていると思います。

ただ、「面白いですか？」と聞かれたら、微妙なところです。根本的な問題として、朝ドラって面白いんですかね？

視聴者の年齢層が子供からお年寄りまでですし、半年という長い間ほぼ毎日放送する関係上、全体的にぬるい雰囲気が漂っているんです。言ってみれば、新聞の４コママンガのような感じです。つい見ちゃうんだけど、そんなに印象には残らないんですね。

もちろん、それは仕方がない点なのですが、残念ながらそういうドラマでは宮崎あおいの魅力を引き出すことはできないと思います。

もともと、宮崎あおいは、いじめられっ子とか、事件に巻き込まれて声を出せなくなった子とか、病気で余命わずかな子とか、そんなある種特殊な状況に置かれている難しい役柄が多かったと思います。しかも映画の出演が多いので、一瞬見せる表情なんかが生きてくるんですね。そういう時の宮崎あおいは本当に魅力的です。

でも、朝ドラの場合はそういう期待はまったくできません。

まだ始まったばかりですから、評価するのは早いと思いますけどね。

今思ったんですが、映画は１００ｍ走、朝ドラはマラソンに似てますね。宮崎あおいは瞬発力があるタイプだと思います。

あえてまだ評価はしません。