泣ける、笑える映画・ドラマ鑑賞日記

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【ストーリー】とある館に迷い込んだ3人の若者たち。そこは、モロー博士の遺伝子操作により生み出された"獣人"たちの棲む恐怖の館だった。凶暴なクリーチャーの群れが、何も知らない若者たちを恐怖のどん底に突き落とす…。
SF小説の始祖H・G.ウェルズの名作「モロー博士の島」をもとに製作された、"ドクター・モロー"シリーズ。本作はシリーズ中でも特に人気を誇る作品「D.N.A.」の外伝的作品となる。暴れまわるクリーチャーの描写が見ものの、エンターテイメント・SFホラーである。

【出演者】ピーター・ドナルド・バダラメンティ、ジョン・パトリック・ジョーダン、ロリエル・ニュー、スティーブ・クウィンビー

子供の頃に見た「ドクターモローの島」を見たかったのですが、いつも行くレンタルショップには置いていなかったので、代わりに借りてきました。

基本的に同じつくりの映画なのかと思ったら、まったく違うのでびっくり。しかも、「ジョーズ」を例に挙げるまでもなく、こういう映画は最初はモンスターの姿を見せずにじらして、少しずつもりあげていくのが常套手段だと思うんです。ところが、何の前置きもなくいきなり獣人が登場して、ストーリーが淡々と進んでいくので、「怖い」とか「気味が悪い」とかんじる余裕もありません。

もちろん、今「ドクターモローの島」を見たら、安っぽくて笑ってしまうのかもしれませんが、そっちのほうがずっといいですね。