泣ける、笑える映画・ドラマ鑑賞日記

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【ストーリー】事故によって世界初の脳移植を受け、一命を取り留めた青年。自分の中の何かが変化し、献身的な恋人への愛をも失い始めた彼がたどる悲劇を描く。東野圭吾の原作を、玉木宏主演で映画化したミステリアス・ラブ・ストーリー。

【出演者】玉木宏／蒼井優／佐田真由美／山下徹大／松田悟志／釈由美子／北村和夫

原作東野圭吾、そしてヒロイン役が蒼井優ということで、前から楽しみにしていた映画です。前、本仮屋ユイカが「東野圭吾の『変身』を『怖い！』と言いながら読んでいます」と言っていましたし、ドラマの「白夜行」でも、東野圭吾の非凡さは十分に感じ取ることができましたからね。

導入部分は、なかなかミステリアスでいい感じです。ただ、脳移植のドナーが強盗犯人だったこととか、その後の展開がまったくありきたりでこちらの予想通りなんです。犯人の双子の妹（姉でしたっけ？）が出てくるところなんかもありがちなパターンですしね。

最後に玉木宏が死んでしまうというのも、工夫のないラストですね。まあ、殺人事件まで犯してしまったわけですから仕方ないかもしれませんが、もう少しこちらの意表をつく展開を期待していました。

ヒロイン役の蒼井優も、なんだか少しウザく感じられました。この役者さんは非常に魅力的に見えるときとそうでないときの落差が大きいのですが、今回はあまり良くないほうの部類だったと思います。

主演の玉木宏も、あまり良い印象はありません。根本的に、今まで見たこの人の出演作の印象が良くないんです。「ウォーターボーイズ」はまだしも、「雨鱒の川」や「恋愛小説」は今ひとつでした。二枚目なんですが、個性がないというか、あまり印象に残らないんですね。

期待していただけに残念でした。

面白さ　　★☆☆☆☆
おススメ度★★☆☆☆