テーマ:保険(202)
カテゴリ:保険
最近、話題となってきた孤独死保険とは何でしょうか?。
ポイントをまとめました。 ポイント1:誰が保険の対象となるのでしょう?。 孤独死された方のための保険ではありません。 主に賃貸住宅を持っている大家さんのための保険なのです。 ポイント2:どんな場合に保険金が出るの?。 住んでいた方が孤独死された場合、大家さんには以下のような問題が発生します。 ・家賃の未払い ・清掃や遺品整理 ・火葬の手配 ・隣室の住人からの退去要望 ・隣室の住民からの家賃値下要望 こうした場合に保険金支払いの対象となります。 ポイント3:保険料はいくらで、どのぐらい保険金が出るの?。 ○アイアル少額短期保険の「無縁社会のお守り」(賃貸住宅管理費用保険)の場合 ・保険料は、月額300円(1戸当たり)、ただしオーナーが所有するすべての部屋の加入が 必要です。 ・保険金は、孤独死や自殺などの死亡事故でオーナーが負担する原状回復費用を最大100万 円、家賃損失を最長12カ月、200万円を限度に補償されるそうです。 ○大手損保の火災保険の特約の場合 ・賃貸住宅内での死亡事故(孤独死、自殺、犯罪死など)の発生で、オーナーが被る家賃の 損失、清掃・遺品整理費、葬祭費などがすべて補償されるそうです。 ・現状回復は100万円限度、家賃収入補償は家賃月額(最長12カ月程度)だそうです。 ・家賃補償では、事故発生個室だけでなく、左右、階下など隣室も対象となることが多い そうです。 ・東京海上日動は、2019年1月から火災保険の特約として販売を始める際に、清掃、消毒 の他、おはらい、追善供養の費用なども支払いの対象とするそうです。 「東京都23区内における独り暮らしで65歳以上の人の自宅での死亡者数」は2011年から増加傾向で、2015年には3000人を超えたそうです。23区内だけで1日当たり8.5人もの人が1人きりで亡くなっているそうで、こうした保険は注目されていくでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/12/31 08:29:15 PM
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