自賠責保険の契約者負担が2006年4月から引き上げ(T_T)!
新聞報道によると、政府は自賠責保険(すべての自動車保有者に加入を義務付けている自動車損害賠償責任保険)の保険料の契約者負担額を2006年4月から引き上げるということです。普通自動車の場合、2年契約で900円引き上げ、30,680円となる方向だそうです。本日13日の14:00~16:00の予定で開催される自賠責保険審議会(金融庁長官の諮問機関)で正式に決定される見込みです。おそらく、開催後、金融庁のHP等で発表されるのではないでしょうか。自賠責保険の保険料は、政府の特別会計に積み立てた運用益(契約者の保険料の積立金を運用して得られた利益)の一部を還元した部分と契約者の自己負担で構成されています。政府は運用益の還元額を2005年度から3年間で徐々に縮小する方針を決めており、そもそもの保険料が変わらなくても、還元額の削減分だけ自己負担額が増えることになります。2005年度は前年度と比べ普通車で2,150円の負担増でしたので、2年連続の負担増となる見込みです。ちなみに2007年度も500円程度増える見込みだそうです。なお、車種別では、そもそも保険料が変わらない場合、2006年度は負担増額は、以下のとおりとなる見込みです。普通車:900円軽自動車:700円小型二輪:530円*2年契約のケース。タクシー(大都市圏):3,940円バス:2,100トラック(二トン超):2,310円*1年契約のケース。