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閑話休題 ~今日を徒然なるままに

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 今日の夕刊を何気なく見ていて、驚きました。

HPに壮絶“遺言”世界的アニメ映画監督の今敏さん死去
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                今敏さん(写真提供 産経新聞社)

 2006年のベネチア国際映画祭に出品された「パプリカ」や「千年女優」などで知られるアニメーション映画監督の今敏(こん・さとし)さんが、24日午前6時20分、すい臓がんのため急死した。46歳。北海道釧路市出身。葬儀・告別式は親族のみで行う。喪主は妻、京子(きょうこ)さん。

 公式サイトは25日、訃報と「さようなら」と題した今さんの“遺言”を掲載した。「妻と二人で聞いた。二人の腕だけでは受け止められないほど、唐突で理不尽な運命だった」と、今年5月に突然、すい臓がんで余命半年と宣告を受けてからの闘病と生活ぶりが、映像作家らしい丁寧な描写でつづられている。

 7月7日ごろには肺炎で一両日中しか持たないと宣告され、上空から寝ている自分を眺めた「臨死体験」をしたとも。「この十数年の間、アニメーション監督として自分の好きに腕を振るい、目標を達成し、評価もそれなりに得た。あまり売れなかったのはちょいと残念だが、分相応だと思っている」と振り返り、「じゃ、お先に」と、しめくくられている。

 武蔵野美術大在学中の1984年に漫画家デビュー、97年の初監督作「パーフェクト・ブルー」がベルリン映画祭に招かれた。筒井康隆原作の「パプリカ」は、夢の世界に侵入するという女探偵を描いた幻想的な内容で話題に。新作「夢みる機械」の製作途中だった。

 
                    夕刊フジより




 「千年女優」「パプリカ」など芸術的な作風で知られ、海外の評価も高いアニメーション映画監督の今敏(こん・さとし)さんが、24日午前6時20分、すい臓がんのため死去した。46歳だった。葬儀は近親者のみで行う。

 1985年、武蔵野美大在学中に「虜―とりこ―」でちばてつや賞を受け、マンガ家としてデビュー。アニメにも進出し、97年に「パーフェクトブルー」でアニメ映画を初監督した。

 第2作の「千年女優」(02年)が、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の大賞を受賞して注目を集めた。同作は、米国の配給会社ドリームワークスによって世界配給された。「東京ゴッドファーザーズ」(03年)に次いで製作された06年の「パプリカ」は、筒井康隆の小説が原作。ベネチア国際映画祭のコンペ部門に出品された。

 現実と虚構の関係を主なテーマにし、細密な画風と叙情的な物語が特徴で、宮崎駿や押井守の次世代を担う日本アニメ界の気鋭として期待されていた。新作「夢みる機械」を準備中だった。

朝日新聞より


 あの中毒になりそうな、筒井康隆の小説を具現化した独特な映像表現と、平沢進の音楽がすばらしい映像をかもし出す、大人のアニメ映像作家でした。

 次世代のアニメ監督だっただけに、残念。まだまだ奇抜な映像と物語を楽しみにしていたのに…。次回作を準備中だったらしいが。

 もっと語りたい言葉や文章が思い浮かぶはずなのに、今はただ、合掌。

過去にはこちらで語っています・・・。↓
http://plaza.rakuten.co.jp/kanwa/diary/200612040002/







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最終更新日  2010年08月28日 19時55分48秒
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