8/17お盆明けの整形外科
長野の整形外科は完全予約制ですが、私はたまたまいつもお世話になっている事と、
前夜に救急外来で診て頂いていたので、あまり待たずに呼んでもらえました。
そして
予想していた流れのとおり
先ずはレントゲン検査。
放射線科への案内を辞退し自分の足でゆっくりとフラフラではありましたが歩いて向かいました。
レントゲン室に入ると私より少し年上くらいの技師の方が担当でした。
手慣れた様子で私に説明をなさり、
検査も手順通り淡々と済ませて行きました。
ところが!
仰向けに寝た瞬間に痛みが全身に駆け抜けたのです。
それから
少しでも触れられる度に激痛が身体のあちこちに放散します!
それでも・・・何とか耐えました(いい大人ですものネ(>_<))
しかし
身体を横向きにさせられて頭を後ろに反らせられた時
思わず
「いたあぁぁぁぁぁぁぁぁ~いぃぃぃぃぃぃぃ~!」
我慢強い筈の口から大声が出ていました。
そして堰を切ったかのようにこらえていた涙が溢れ出て来て
「先生・・・そこ痛いんですヒックヒック(☍₋⁰)」
すると
今まで感情を表に出さなかった方だったのに
ティッシュ箱を側に置いてくださり
私の背中を撫でて
「あと2~3枚だから一緒に頑張ろうね。なるべく早く終わらせるからね」と
この上なく優しい声で慰め励ましてくださったのです。
もう返事をする余裕も無くなっていた私はうなづくのがやっとでした。
その後体勢を変える度に涙がボロボロ溢れ出で「ううううう(☍₋⁰)」と唸るばかりの私。
人生でこんなに痛くて辛かった検査も初めてですが、泣いてしまって恥かしい検査もまた初めての経験でした。
何とか着替えが終わると
先程の検査技師の先生がいらして
「痛かったのに頑張りましたね!その足で診察課まで戻るのは無理でしょう。
車いすのお迎えを頼んだから待っていてくださいね。」
と仰りながら肩を撫でてくださいました。
泣きはらした真赤な目をしてヒクヒク言いながら、レントゲン室から出ていくと
待合の廊下にいらっしゃる方々の目が私に集中していて
私は注目の的になりたくなくてとっても恥ずかしい想いをしました。
それにしても
私の涙を見てから豹変した先生の態度には驚かされました。
声色まで変わったんですもの・・・
最後に肩を撫でてくださったのは、要らなかったですけどね(>_<)