カテゴリ:ひとりごと
暑くてダラダラしている間に だいぶサボっておりました。 20歳の頃から付き合っていた友人と大喧嘩をとうとうしてしまったり 編み物をまた ちょっとだけ始めたりして過ごしておりました。 ひさびさに アップしようと思ったら 画像を取り込むコードが 見当たらず 写真は断念。多分 旦那が持って行ったままです・・・ どこにあるのやら?旦那の部屋は超温室状態ですので立ち入りたくありません。
先日 ふと思い出した事。 波の音、川のせせらぎ、水道の流れる音、雨 すべて水の音ですが 私には とても大好きな水の音があります。
私がまだ幼かった頃 当然 お風呂にはシャワーなど付いていませんでした。 そして トリートメントなんてものもなく、シャンプーとリンス。 母が幼い私の意思など無視して、母の自己満足のために? 「七五三」まで伸ばされる羽目になった髪の毛。 七五三は自前の毛で結いたかったようです。 私の髪は 小さい頃から猫っ毛で、細くからまりやすく、そして当然 幼いですから 髪の毛に よくガムや飴がくっついたり、もちろん 寝転がってゴロゴロすれば 逆毛を立てた状態になり、毎朝 泣きわめきながらブラッシングされたものです。
そんな母が 私の髪の毛の櫛通りをよくするため(実際は 櫛はタブーでしたね) お風呂に入ると 必ずリンスをしてくれました。 当時のリンスは 洗面器にお湯をはり、そこに流して薄めて使うものでした。 印象に残っているのは 四角い緑のボトルのシャンプーとピンクのボトルのリンス。 多分 Kaneboのだと思うのですが・・・。
幼かった私は当然 体も小さいわけで (今では想像できませんが 当時は背も小さい方だったのです) お風呂用の椅子の上に 底に薔薇柄がビニールプリントされたプラスチックの洗面器 (大きさは 現在だと銭湯のケロリンの洗面器みたいな感じ)を乗せて ひざまずいて 洗面器の中に頭を入れます。 母がやさしく髪の毛にリンスをかけ 洗面器のお湯が染みわたるように そして 髪の毛をほぐすようにして リンスしてくれました。
ちゃぽん からん ちゃぷん・・・・
洗面器の中に頭が入っているので エコーがかかったような音がしました。 それはそれは透明感のある不思議な不思議な音。 母の手が洗面器にぶつかる音、水が動く音、跳ねる音 エコーがかかり、不思議な音色と リンスのフローラル系の匂いが混ざり合った とても大好きな時間でした。
今では トリートメントやリンスをする時 直接手でつけますし、シャワーですので あの音を聞くことはありません。 でも たまーに あの音が懐かしくてしょうがない時があります。
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