読書記録
早いものでもう4月中旬・・・年末からの読書を、端折って書きます!!前期おすすめはやはり蜜蜂と遠雷です。ネタバレなしの感想のみ~まずは年末になんとなく買ったミスぺリグリンと奇妙な子供たち本屋のおすすめでハリーポッターを超える?!とまで書かれてたので・・・上巻を購入しましたが、下巻いらないって感じ。かなり子供向けかな~ 映画が作られるというし、カオピーが映画前に読む!というので下巻も購入。一応読みましたが・・・・ライラの冒険やデモナータを足して割って軽くした感じでしょうか・・・やはり子供向け!この映画が好きで何回も見たというカオピーの友人にこの本は進呈します(^_^.)そして元旦から読んだのがこれ絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫) これは面白いです!!カフカの言葉や手紙、メモなどをまとめたものです。彼自身は生きている間作家としては認められず、サラリーマン生活をおっくっていたそうです。仕事仲間や周りの友人からの印象は普通の明るい仕事のできる人だったようですが・・・・実際家族、作家仲間、恋人に送っている手紙などは、それはもう自虐的な愚痴などばかり~これは彼の作品のイメージとある意味ぴったりだと私は思うのですが(^_^.)あまりに絶望的で、読んでて元気がでるかも~父にあてた恨みつらみの手紙のなかにあなたは自由にしろと私に言って、私をがんじがらめにする。という一説がありました。(記憶なので言い回しが違うかも)それって超わかる! って思ったり、面倒なやつ!! って思ったり楽しめますよ~そしてついでにカフカの作品も数冊読みなおしました。ちなみにカフカの作品は無料でダウンロード出来ますのでどうぞ~!蜜蜂と遠雷 直木賞、本屋大賞をとったすごい作品です。世界的なピアノコンクールを勝ち抜いていく数人にスポットを当てて書かれてます!!でも・・・すごいストレスが!!!初めての経験です!!どれだけ読んでも、なんと!ピアノの音一つ心の中に聞こえてきません!!昨日もこの本を読んだ芸能人たちが、音楽は知らないけどピアノが聞こえてきた!とみんな口をそろえて言ってました!!私だけ? 何も聞こえないのは?!この本を読んだ人は、どうだったか教えてください。読み進んでいくと、知らない曲が気になってyoutubeで検索してどんな曲かきいてみたり・・・でもそれを聞くとなんか違うな~なんて思ったり・・・・たぶんそれが良くなかったんだと思います。そんな読み方をしては小説として楽しめないと実感!!後半は、音を聞こうとせず、文章で表されてるイメージでとらえる!!という読み方をしたので、最高に楽しめました~!!もう一度、音をとらえようとしないで、イメージでとらえて読み返します。素晴らしいです。そして音楽って本当に最高~!!そうそう、この蜜蜂と遠雷のCDが出ます!現在予約中ですが・・・悩むな・・・・買うべきか買わざるべきか・・・・大江健三郎自選短篇 (岩波文庫) 大江健三郎ファンは買っておかなきゃ!っていう本です。本人が選んだベスト本ですし、加筆修訂されてるそうです。昔の文庫本などは処分してしまってるので、うれしい限り♪♪なんとも言えない大江健三郎ワールドを簡単にたのしめるのでぜひぜひ若い方にも読んで欲しいな~ちょうど二十歳前後のころ、大江健三郎と阿部公房しか読まない時期があって・・・阿部公房もまた読みたい!!!以上~ざ~っと今年に入ってからのめぼしい本の感想でした。3月末、娘カオピーがボストンに留学しました。そのとき、時間があったら読んで欲しい本を山ほど積んで準備してましたがルーツしかトランクに入れられませんでした。ちゃんと読んでるかな・・・・相変わらずよくわからない不思議ちゃんカオピーの留学あれこれはまた後日~