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テーマ:京都。(6103)
カテゴリ:京都
最近ネタもないので、私の少ない引き出しの中から秘話シリーズを・・・。 今日は「京都といえば祇園」です!! 私は学生時代に祇園でホステスらしきことをしてました。バイトでね。 そこで覗き見た世界というのは「これが祇園なのね~ふんふん」ってカンジ。 で、長男を産んでからパートでたまたま働いたところが祇園の老舗割烹。 ここでまたまた覗いた世界は「どっひゃ~。これぞ祇園か!!」というもんでした。 つまり京都の祇園っちゅうところは花柳界と飲み屋街とまったく違った世界なんですね~。 私の「ホステス編」はまあエピソードは色々ありますがたぶんどこの土地でも内容は 同じようなもんでしょう。 でも「老舗割烹編」は祇園ならでは、だと思います。 まず、来られるお客さんがケタ違い。超有名指揮者とか超有名作家、(同)財界人に (同)家元、(同)歌舞伎俳優・・・・。そして闇世界の方々。 私の仕事は事務面だったので実際に接待したり、お会いしたりというのはないですが、 帳簿見て「昨日来られてたんですね~」「そうよ(普通)」という会話はしばしば。 そしてそういう方たちは舞妓ちゃん(みんなこう呼ぶ)や芸妓さんを呼ぶ。 カウンターに舞妓・芸妓が入り乱れて飲んでる姿を見たときの驚きと美しさは・・・・。 芸妓さんたちも白塗りにカツラの正装ですよ。あの方たちの美しさはハンパじゃありましぇん。 目がつぶれるかと思いました。(その時はたまたま見たんですよ。いつもは早く帰るのに) あと、お茶屋さんとのやり取り。お茶屋さんというのは食べ物は出さないので料理屋が 届けます。その代金を集金に行ったり、届け物をしたり。 一力さん(祇園の超有名お茶屋さん)に入るときはめっちゃドキドキしましたよ~。 どこのお茶屋さんでも皆さんすごく丁寧で優しくて「いつもお世話さんどす。ちょっと待っと おくれやす」ってカンジ・・・・。で、隣の町屋から着物姿で若い女性が「おかあさん、 おおきに。ありがとうさんどす」って出てきたり。(三味線のお稽古風) 他にも祇園ならでは、といえば・・・ 都おどりなんかの時には楽屋に届けるお弁当を必死で用意したり。(ミスは許されません~) おせち料理を毎年某有名役者さんのところに届けたり・・・・。 一流女性雑誌の取材が一流モデルさんが来て撮影してたり。 超セレブ奥様たちが全身シャネルでお茶してはったり。 祇園祭のときは大騒動で普段は着物ビチっの芸妓さんたちが浴衣で夕方から大集合したり。 (大人の浴衣があんなに美しいものとは・・・白地がほとんど。これが清楚でキレイ!!) もうねえ~、あの世界の独特さは他には絶対ありません!! 京都の美しさは花柳界の方たちが中心。その人たちを着飾るために呉服や装飾品があり、 飲み屋、タクシー業界(あの数の多さはすごい。)とできあがったと思います。 あの時私の覗いた世界の話はいろいろあるんですが、あんまり言えないことが多くて。 また言える範囲の話があればのせま~す☆ ではでは・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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