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テーマ:京都。(6103)
カテゴリ:京都
皆さんに「一度行ってみたい!!」と言っていただける場所に住んでる有難さを感じる今日このごろ。 ほな実際友達が京都に来たら・・・どこに案内すれば喜んでもらえるんでしょ? これは非っ常~に難しい。まあ、まずは相手の好みを聞きますよね。 お寺や神社に興味のある人、絵ハガキの風景を実際見てまわりたい人、そういうのには興味ないけど ”京都らしさ”は味わいたい人 etc・・・・。でもみんなだいたい「京都のナニが魅力的なのかよう わからんし・・・適当に頼むわ!!」ってとこでしょう。これがイチバン困るんですけどね・・・。 もし私がここだけは見て!!という場所を選ぶならば・・・ やっぱり祇園町(四条通より南側)です (こればっかり・・・) 夕方5時ごろ・・・昼間はお酒や食料・氷・おしぼりの配達・仕込みでバタバタしていてあんまり キレイとはいえない街並みが姿を変えます。 開店前の割烹をはじめとする飲食関係のお店が盛大に店の前に水撒き。(これは祇園の和食関係は どこもするはず。店の敷居をピカピカに磨いて水をびっしゃびしゃに撒いて。チョロっとでは× なのです)のれんを出していよいよ開店!! 早い時間はだいたい観光客さんかな。6~7時ごろになると恰幅のいいおじ様が一人で来店。 20~30分ぐらい遅れてキレイなお姉さん到着~。 (一緒に来店はほとんどナイ!!必ず時間に遅れてきはります、笑) これが祇園で有名な「同伴」(同伴出勤)ですね。 ※この仕組みは詳しく書きません。これを書くと1日分の日記になるのでまた後日♪ 8~9時ごろ、お二人は四条通の北側へ消えていきます。 (祇園町は四条通を間に北側はネオンまたたくクラブ街、南側はお茶屋・割烹といった一般人には 敷居の高い町屋街です。) みどころはこの開店前後のお店の様子、8時前後の北側のお姉さん達の出勤風景(着物姿の美女 など、プロの方々の美しさは「さすが祇園」と思いますよ~)、そしてそういうお店のお客さんの お見送り風景(お店の外まで数人の美女でのお見送り~)、閉店後のアフターの風景や朝まで やってるお店の繁盛ぶりナドナド。女性だけでなく、黒服の男性たちの黒子ぶりやお客さんの様子 を観察するのも楽しい。そして祇園の人々が利用するお店(一銭洋食や薬屋、八百屋、お酒屋、 コンビニ)の大繁盛ぶりも面白い。 河原町・木屋町は「子供の街」ですから夜中にすみっこでうずくまって寝てる人やケンカして 暴れてる人も見かけますが、祇園は完全な「大人の街」ですから・・・そんな人はおりません。 (おったら笑われます) 祇園は狭いですからはじからはじまで散歩気分でウロウロするだけで自分も「大人」になった気分で 楽しめますよ。そう、京都はやっぱり「大人の街」なのです。 (やっぱり30以上かな~。あんまり若いとあのお客さん、大丈夫?ってカンジになるのです。) 子連れで行っても楽しくもなんともありません。 というより行ってはいけません。(入れてくれへんで~) とにかく京都のものというのは料理にしてもお店にしてもその造り、手入れ、街並み、 女性の身だしなみ・・・すべてにハンパじゃない手間と労力とお金と時間がかかってるんです。 それは表からは見えにくい(京都人はそれを見せないから)けど、手間と労力とお金と時間が かかった本物のよさを味わえる・・・それが京都なんですね~。 だから、それを楽しむためにはこちらもやっぱりそれなりに。 いつもよりオシャレして、お財布にはちょっと多めにお金を入れて、「今日は楽しむぞ~♪」 と気合を入れて、そして横にはステキなパートナーが必須。 (ステキじゃなかったらお帰りいただきましょう) 「大人になって良かった!!」と思える時間を過ごせる・・・それが京都の魅力ですかね~♪ とにかく京都に降りる時から「今日は”大人モード”で!!」と雰囲気を高めることをオススメします。 もうすぐ秋、京都のイチバンいい季節です。ぜひぜひ・・・京都の良さを味わいに来てください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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