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カテゴリ:好きなもの
昔、住んでいた家には、小さな箱庭があった。 その庭に以前、住んでいた人が植えたのか、一本大きな桜の木があった。 春になると自宅で花見ができるとよろこんでいたっけ! 木蓮もあった。 小さな庭を花で一杯にしたくって、モッコウバラ(秋篠宮紀子さまの紋章)や、アジサイを植えた。 春はパンジーやチューリップ、夏はひまわりや、サルビア、サフィニア、秋はコスモス、冬はクリスマスローズなど、 せっせと植えて、休日ともなると、暑さに負けず(?)寒さに負けず(?) 暗くなるまで庭にいたっけ。 5年前に今の家に引っ越してからは、仕事が忙しくなり、あまり手のかからない花ばかりを育てることにした。 なかでも昔から、小花が大好き。 桜草や、スイートピィー、リナニア、(春の花)ランタナ(夏の花)など、今でも毎年花を咲かせてくれる。 先日、近くの堤防を車で走っていたら、堤防の土手一面に「彼岸花」が真っ赤に咲いていた。 「彼岸花」は故郷の家の近くで、群生があった。 その当時は、あまり気にも留めなかった。きれいとも感じなかった。 でも、こうして故郷を離れて都会で暮らす今、彼岸花のさりげない花の形と真っ赤な色が、遠い故郷を思い出させてくれる。 小花ではないけれど、真っ赤な色で、存在感がある花。だけど、不思議と自然の風景になじんでいるような気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 6, 2006 02:34:20 AM
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