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カテゴリ:病気の一般的知識
つい、3日前、知人が救急車で病院に運ばれた。 原因は「脳梗塞」 意識不明のまま、一夜が過ぎて、このまま・・・・・不安が訪れた。 緊急治療のおかげで、ようやく意識が戻り、家族は少し安心したのも つかの間 左半身が麻痺しており、言葉もおぼろげ・・。 現実を受け止められない本人は、「このまま死んでも良かった」と叫んだという。 これから、一週間、医師が検査をして、今回の麻痺の原因の箇所と、今後起こりうる麻痺の予測をして、様子を見ながら、リハビリをすることになるだろうということでした。 本人はもとより、私の子供と同年代の息子さんと奥さんの心労ははかりしれないものがある。 私の子供も、父親を亡くしている。 父親の存在は大きかったようで、今も、毎日位牌に手を合わせ、供養をしている。 生きているうちに親孝行をしたかった!と後悔している。 自分が父親になった今は、より、身に沁みて親の有難さを痛感している。 力を落としている息子さんに、うちの子供が励ましている。 「父親が生きているってことはすばらしい」と、「お父さん、有難う」と。 今からでも親孝行できるではないか。 自分を育ててくれた、父親に、母親に、今自分ができる事をしてあげたらいい。 立派な子供にならなくてもいいから、できる事を少しづつ、感謝を込めてしてあげよう、と。 「死んだ方がましだ」と言う父親を、「生きていてよかった」と感じる日まで、一生懸命 応援してあげよう、と。 子供は、親はいつでまでも健康で生きていると思っている。 (特に、持病や、病気と闘っている人は別にして) 特に働き盛りの「団塊の世代」の父親は、「高度成長時代」を生きてきた。 たくましい父親のイメージがある。 しかし、確実に人は年を取る。 たくましくて強い父親でも、病気には勝てないこともある。 昨日、今日と、私の子供は「節分読経」知人の息子さんは「病院」に出かけている。 知人の病状の回復を祈ります。 <「脳梗塞」と言う病気の知識> 脳梗塞とは、動脈硬化が原因で起こる病気である。 ※動脈硬化とは? 動脈は、心臓から全身に送り出される血液が通る血管です。 健全な動脈は、勢いよく流れてくる血液の圧力にも耐えられる血管です。 しかし、老化とともに、動脈内に、コレストロールや中性脂肪が溜まり狭くなっていく。 このように、動脈が狭くなったり、弾力性を失い硬くなった状態を、動脈硬化といいます。 年をとると誰でも起こるが、自覚症状はない。 しかし、動脈硬化が進んでいくと50代~60代になるといろいろな合併症が現れてくる。 前触れ症状: めまい、頭痛、立ちくらみ、頭重、手足のしびれ感、物忘れ、感情喪失など。 心臓に起こると⇒ 狭心症(心筋に栄養を供給する冠状動脈に硬化が起きると、動脈が狭くなり、一時的に栄養が供給されなくなる。動悸、息切れ、胸の痛みが起きる) 心筋梗塞(さらに症状が進み、冠状動脈に血栓がつまり血流が止ると心筋は栄養不足となり壊死してしまう。激しい痛みがあり、命に関わる) 脳に起こると⇒ 脳梗塞(脳の動脈の内が狭くなり、狭くなった血管に血栓が詰まる状態。 血栓の詰まったところから、血液が流れなくなるので、脳の細胞の一部が壊死状態になり、脳の働きが阻害され、運動麻痺や言語障害などが表れる。 ⇒ 脳出血(脳の血管が弾力性がなくなった部分に、常に高い圧力がかかるため、弱い部分にこぶができて、ついには破裂する) 予防: 血圧を正常に保つ。禁煙。コレストロール値を正常に保つ。バランスの良い栄養摂取 糖尿病の予防。適度な運動。ストレスをためない。肥満にならない。 簡単に書きましたが、実は、高血圧と、糖尿病と、動脈硬化はリンクしていて、どの病気にもなる危険因子を持っているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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