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カテゴリ:借金の返済と会社経営のこと。
久しぶりの更新です。
お盆の間の出来事は又後で、更新していこうとと思います。 仕事は、生きていくために必要なお金を得る為にする。 仕事が生きがいと言う人もいるが、仕事をする事が重荷になってはいけないと思う。 実は昨日の日曜日、ある方の相談を聞きまして、とっても心が痛みました。 ある人の紹介で70歳の洋服販売業の方が(小売・外商) 今後の相談に見えました。 小売業の会社をかれこれ40年近く続けてきた方です。 2年くらい前から、高利のお金を借りてしまい、 毎日毎日、支払いに追われているとの事でした。 内容をお聞きすると、 長い間、銀行から借り入れをしています。 (5口の残約3.200万) 月の返済が約28万円。銀行が自宅兼店舗に担保を入れています。 それ以外にも銀行の根担保契約で○千万までの担保付です。 10年くらい前から、売り上げが減ってきて (日本のセンイは中国に押されているそうですね) そのため、少しづつ借り入れが増えてしまったそうです。 このため、返済もままならず、仕入れ先にも支払いがあるので、 商工ローン1社 日賭け金融1社 カードキャッシング 銀行カードローン 知人からの借り入れ 本当に過重債務です。 今年に入り、とうとう、年金を担保に協会から夫婦合わせて○○万円の融資を受けてしまったようです。 月商は1○○万円。 他に月々の仕入れの支払いがあり、全く生活費は取れていません。 このような状況の中、すでに銀行は2口くらい延滞は始まりました。 このご夫婦には子供なく、親戚も遠いため、事業継続の気持ちはないようです。 70歳にもなると体力的にも外商(毎日100キロ近く走るそう)もつらく 小売だけになると約50万円~80万円くらいの売り上げにしかならないそうです。 そのため、本人は、借金を返す事ためにだけ、 仕事を続けざるを得ないような感じです。 ご近所のお店もみな、お年よりが多く、 世代継承する人もなく、お店をやめたいのだが、 「借金」の返済の為にやめることが出来ないと言う人が多いそうです。 お話を聞いているとなぜか、自然に涙があふれ止りませんでした。 「バブル」の時に借りた銀行との長い返済の旅。 月商の金額からすると、「良くこんなに貸した」・・というくらいの金額です。 二人合わせて月20数万円の年金も借金の担保にしてしまい、 さらには苦労して手に入れた自宅も(○十年前) このままでは銀行の手に渡ってしまいます。(実勢カ価格・たぶん1000万円~1500万円) 「おとうさん、もういいよ」と言ってしまいたくなりました。 何がもういいよ、といいたいのか私自身も説明できません。 それでも、本人は知人には返したい。仕入れ先には迷惑をかけたくない、何度もそう言います。 商売を始めるのも大変です、しかし、商売の引き際の判断・決意も大事なんだなって思います。 とりあえず、緊急と言う事で、今日集金にくるという日賭け業者は (たちの悪い日賭け業者ではなさそうなので)専門家に依頼しました。 商工ローンもとりあえず、合わせてお願いをしました。 今後どうしたいのか? 事業は? 自宅は? 自宅に戻り奥さんと今後の相談をするということで、来る時より少し元気になった○田さん を駅まで送りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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