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カテゴリ:生きる事の喜びと悲しみ
私のお盆休みは8/11日と8/12日の2日間だけでした。
11日はいつもの長野のペンションに遊びに行きました。すごく涼しかったです。 高原の風と空気を体中に吸い込んできました。(体中の空気、何日もつかなぁ?) 翌日12日は下呂温泉に行き、温泉三昧。 少し息抜きができました。 13日から16日までは普段出来ない事をしました。 携帯電話の機種変更とナンバーポータリング。会社で使用する携帯6本を全てダブルホワイトプランに変更しました。これで同じ会社同士の通話は無料になります。節約できるかも? 15日は夫の実家のお墓参りです。16日は少し仕事をしました。 あっという間の6日間でした。 それから、昨日、長男とお寺さんに出かけ、今秋のお彼岸までに「お墓」を建てる事を決めました。 3年前、突然(人の死はいつも突然ですが)自死した前の夫(子供の父親)。 当時のことはあまり人には話したくない事ですが、一応一区切りつけることができそうなので 今日はこのブログに残しておこうと・・決めました。 これといった生命保険もなく、(相続放棄をしたため、少し、受け取れる保険がありましたが放棄しました。) 香典も全て、迷惑をかけた連帯保証人である叔父に渡してしまった長男です。意地があったのでしょう。 お葬式費用はどうにか会社から借りて済ませました。 1年がかりで給料の中から返済し続け、終わりました。 と同時に、お墓を立てる土地を探しました。 たまたま、近所にあるお寺さんの住職さんがとてもよい方で、事情を説明すると お墓のお金が出来るまで、お骨を預かってもらう事が出来ました。 永代供養の方法も費用も少なくよかったのですが、いろいろな方のお骨と一緒になってしまうと言う事で、長男が嫌がりました。 お墓の建立費用は役100万円かかります。 貯金もない長男でしたので、取り合えず、毎月少しづつ貯金をしました。 昨年末、ようやく土地代ができて、今年に入り、念願のお墓が建立できそうです。 少ない給料から、車のローンや保険・税金・歯医者のお金など、を支払うと手元に残るお金はごく僅かです。 それでも、誰にも応援してもらわずに(もちろん私は天引き貯金に協力しましたが) がんばってお墓代を作ることができました。本当にがんばったと褒めてあげたいです。 これでようやく、父親は、土に帰ることができます。 お墓ができたからと言って、まだまだ子供達の心は3年前のつらい思いを忘れる事はできません。逆に、父親への思慕がさらにますことになると思います。 父親という存在の大きさは、(どんな父親であったとしても、)子供達には身に沁みてわかっていると思います。 生きているだけで、子供たちの支えでした。 3年たった今も私達は、後悔と悲しみを消す事もできずに生きています。 多分,これからも・・・ずっと、いつまでもいつまでも忘れずにいようと思います。 それが亡き人への供養と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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