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カテゴリ:会社の経営再建を考える
9月27日に開かれた次郎さんの勉強会。
参加者18名ほど、ほとんどが事業経営者。常連者は私を含め、5名ほど。 後はほとんどが初めての参加者でした。 主に議題は、銀行の融資の問題。返済できなくなったときはどうすればよいか? とりあえず、緊急措置のときは、銀行に「条件変更(リスケジュール)のお願い」をする。期限の利益の喪失(普通3ヶ月)は銀行によりいろいろなので、銀行別に対策をする。 返済できなくなった原因を突き止め、対策を練る。売掛金の焦げ付きはリスク配分で。 他には売り上げの増加を考える、経費の見直し、利益率の再検討など。 事業全体の見直しが必要になる場合もあります。 入りを量り、出を止める これが基本です。 さらには、手形&小切手の不渡りを出した後はどうなるか? 「不渡り」は確かに信用不安につながりますが、一度目の不渡りは、実質、銀行取引停止にはならないとはいえ、当座預金はもちろん、普通預金も使いづらくなるようです。 できれば他の銀行の普通預金を利用した方がよいでしょう。 不渡りになる(手形・小切手の決済金額が用意できない事)と早めに判っていれば、支払った相手先にジャンプのお願いをしてみましょう。(誰も不渡りになって喜ぶ人はいない) しかし、手形の場合はすでに「割引」にまわしているところが多いので、依頼返却をしなければならないケースがほとんど。少しでも現金を用意しなければならず問題ですね。 一番よいのは、できれば、現金で決済するように日頃から心がけることでしょうか? そこまで持ち込むのにかなり大変ですが・・。 聞くだけで、皆さん「これからどうなってしまうのだろうか?」という不安の声。 経験者から非常識な答えが飛び出す。たぶん、初めての参加者には「非常識な答え」に感じた に違いない。 2時間の勉強会を終えてから、懇親会の場所に移動。 ここでも飲みながら、食べながら、 ほとんどがお互いの自己紹介と借金談義になる。 「初めての参加者」から「なんで、ここの人たちはこんなに明るいの」と質問。 なぜ? 答えは簡単。 借金問題はほとんどが解決できると判っているから。 この先どうすればよいかわかっているから。 みんな、腹を割って心の中をさらけ出して、借金と向かい合い、そして、それぞれが事業と人間としての再生を目指していけると思うから。 続きます・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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