|
テーマ:新たなる旅立ち!(421)
カテゴリ:生きる事の喜びと悲しみ
今朝、東京から戻りました。
予定していた用事は、すませる事ができました。 今日は少し真面目なお話を少し・・。 タイトルにもしましたが、 「さいせい」 再生という言葉・・それは。再び生きる・・と書きます。 再生・いろいろな再生があります。人としての再生、会社の再生、家庭の再生、 価値ある商品や絵画の再生、などなど。 再びやり直す・・それはある意味再チャレンジなので、大きなチャンスでもあります。 たとえば、知人のAさん、30歳、あるとき、ガンを知らされました。 発見が早かったせいもあり、早期治療で、ほぼ治癒できたようです。 ガンだとわかった時、脳裏に死の一文字が浮かんできたそうです。 そして、その事から、自分が今生きている喜びを感じたそうです。今を精一杯生きなきゃ、と思ったそうです。 家庭生活の場合、一度壊れた家庭を再生するのは、大変なエネルギーがいるようです。 そして、家族が一体となって、お互いを理解する努力をして、子供のために、妻の為に、夫の為に、精一杯努力している姿。 それは相当大変というより、全身全霊で戦っている家族の姿があります。 実際、そんなつらさに遭遇した家族の話を聞いたとき、言葉がでませんでした。 家に戻るとそこには戦いがあり、仕事ができる状況ではなかったといいます。 そして・・人の再生と会社の再生にも、心の葛藤と、長い時間をかけて自分を変える、という 戦いがあります。私も含め・・「自分を変える」これほど難しい事はありません。 今まで生きてきた○十年の考え方や物の見方を180度転換しなければならない、のですから。 人は自分の生き方に「安心」していたり、「正しい」と信じています。 考え方が「間違って」いたとしても、素直に認めなかったり、性格を変えることがなかなかできまません。 しかし、自分が崖っぷちに追い込まれた時、初めて自分を見直して、生きる知恵を身につけ、自分の生き方(考え)を変えなければ、生きていけない事に気づくような気がします。 同じ間違いを繰り返さない努力をします。 そして、そこから始まる今までと違った生き方。 たとえ同じ商売でも、やり方を変える事で 新しい何かが始まるのです。 倒産も破産も自分で決めればいいし、多重債務という言葉に甘えてほしくない。 自分の生き方を変えて行かなければ、再生はできない!と思う。 不渡りは出さない方がいいに決まっているし、リスクは負いたくないと思っている。 ブラックになりたくないと思っているのもみんな同じ、だったら、自分の生き方・考え方を変えなければ・・いけないのでは?。 今までと同じ生活と考え方では、新たに生きることはできない・・と断言したい。 何が言いたいのか・・、再生は自分自身が気づかなければ、何も始まらないという事。 そして、再生は、たとえ気づいたとしても、常に自分自身で世の中にアンテナをはっていなければならないという事。 今日はこの答えが○マルだったとしても、明後日は×バツかもしれないのです。 今日も明日も同じ場所にいてはいけないのです。 再生したい・・と思うのであれば、もっと、もっと、自分を変えなければいけないし、常に新しい出来事や苦難にも打ち勝つだけの強い精神力が必要になるような気がしてならない。 新しい生き方。新しい会社経営、新しい組織の事業継続。 再生には終わりはあるのか?終わりはないと思う。新しい道ははてしなく続き、自分があきらめない限り、ゴールは永遠にない。 それは生きる力の源だから。 最後に嬉しいニュースを一つ。 今年の初めに手形の不渡りを出してしまった人がいました。もちろん不渡り回避の努力はしていました。取引先の支援打ち切りの結果でした。 当時は本当に悲惨な状況でした。会社の備品はなくなるは・・毎日がかなりつらかったはずです。詳しくは書けませんが、あの日からそろそろ1年になろうとしています。 失った物もたくさんあります。 それでも、担保に入っていた、自宅に今も住んでいます。 会社やお金が破綻すると家庭も破綻するケースが時々あります。 しかし、ここの社長さんは離婚もしていません、 それどころか、再生に向けて家族が協力しあって、乗り越えてきたのです。 さらには、担保先の金融機関から、事業再開の支援の申し出がありました。 来年には事業再開の見通しができそうです。 ここまでくるまでには、多くの協力者の力と、本人と家族の再生への強い意志があったからだと思います。 彼らが再生する事で、同じような境遇の人たちへの励みになる事を願ってやみません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[生きる事の喜びと悲しみ] カテゴリの最新記事
|