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カテゴリ:心身症(ストレス)
昨日あることで、M生物博士とお話ができました。
メンタルヘルスコントロールと抹消血液循環などを専門にしています。 昨日は特に、人がストレスや病気になるメカニズムと電磁波についてわかりやすく説明していただきました。 ストレスが脳内にどう影響して、どんな病気になるのだろう・・という所は 特に詳しく教えていただきました。 ストレスについては、ネットでストレスと検索すると、いろいろ詳しい説明がわか りますのでここでは説明を省きます。 精神的ストレス(ストレッサー)が原因による心と体の病気は、現代では知らない人がいないほど溢れていますね。 しかし、ストレスを抱えたままにしておくと、体の病気はもとより、重い心の病気になってしまい、症状がひどくなると、死に至らしめてしまう事もあります。 では、ストレスは、私たち人間の体と心にどう影響するのでしょうか? (先日のM先生は、専門がメンタルトレーニングの分野では著名な方です。 また、抹消血液循環の研究と、電磁波が及ぼす人体への影響などを研究されている方です。 その先生が30分ほどの会話の中で、ストレスのことを詳しく説明してくださいました。) 内外的ストレスが体に感じると、まず、大脳皮質に伝わります。 大脳皮質では神経伝達物質が分泌されます。 (ノルアドレナリン・・怒り。ドーパミン・・嬉さ。眠気のセレトニンなど) 次に大脳皮質によるそれぞれの情報が「視床下部」に伝達されます。 視症下部は、ホルモンの分泌や、自律神経の中枢であるだけでなく、体温・食欲・血圧の中枢でもあります。そして視症下部からつながっている脳下垂体から分泌される6種類のホルモンに影響を与え、免疫力を低下させてさまざまな病気として現れるのです。 人間の体は、暑さや寒さなどの外部環境の変化に対し、全身の各器官が協力し常に安定した状態に保とうとしている。これをホメオスターシスという。 中でも、副腎質から分泌されるコレチゾールやアドレナリンは、ストレスがかかると、これらのホルモンが中心となって体を防御するために働くのですが、過剰に分泌されると、脳の神経細胞を殺し、脳の働きを低下させたりします。 特に標的になりやすいのが記憶を司る海馬という組織です。海馬があまりに強烈なストレスに見舞われると 「心的・外傷後ストレス障害」となります。 ストレスが引き起こす代表的心の病と体の病 ストレスが長期的に続いた場合に 体に現れた場合・・1.心身症・・・高血圧・糖尿病・胃・十二支腸潰瘍 自律神経失調症など 心に現れた場合・・2.うつ病(気分障害) 3.不安障害 など。 ※ 人間の脳について 人間の脳の神経細胞は400億近くあり、怪我や手術をしないかぎり、生まれたときから死ぬまでその数は変わらないとされている。生後三歳までは大人の真似をして発育する。 7歳までは大人の真似をするだけでなく、自分で選択して行動するようになる。 10歳前後までに喜びや悲しみの感情が育ち、脳細胞の働きはほぼ完成 する。 さらに学習体験が加わって20歳前後で成熟することになる。 脳がこうして発育して成熟する間に人によって、日常の行動が違ってくる。それは親の暮らし方や考え方などが子供の脳の発育に影響するからである。こうしてうえつけられたものが性格や気質になって現れます。 次回は、ストレスが原因の病気をもう少し詳しく書きます。 さらには、ストレスに強い身体(脳)を作る方法も書きます。 あわせて、主に脳の栄養と身体の栄養になる、アミノ酸とブドウ糖、たんぱく質の話 人の身体の生態バランスの説明も少ししたいと思います。 何気なく生活しているけど、ホント、人の身体は優れもの・・神秘ですよね。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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