|
カテゴリ:借金の返済と会社経営のこと。
今年の夏ごろに相談に見えた方。
長く会社を経営してきた。 しかし、売り上げの減少の原因や他の原因で、毎月の返済に苦しむ日々が続いていた、 メイン銀行へリスケ(条件変更)をお願いしていたのだが、これもいろいろな理由で、先日断わられた。 銀行以外の借り入れは、専門家に「任意整理」をお願いしていたため、今は毎月の返済はストップしている。(返済の催促がないので、これだけでも気持ちに余裕ができる) 今後、残った借金をどう返済していくのか相談。 借金総額も大きく、毎月80万円の返済をしていかなければならない。 がむしゃらに働いて、返済できる年齢ではない。 本人の年齢と今後の生活設計を考えた時、(本人の意向も考慮して)「自己破産」という答えになった。 今までの販売の仕事と年金収入で破産後の生活も成り立つようだ。 破産を選択するまでに、他の方法も視野にいれて、様々な方法を考えてきた。 破産までの準備期間があるとないでは、本人の心の準備は、もちろん、次の生活のための準備もできる。 破産を選択した場合、自宅が銀行の担保に入っているため、家は手放さなければならない。 このまま何もせずに、ただ、破産申し立てをしたら、そのまま競売になってしまう。 しかし、任意売却という方法で、少しでも高く売れるようにする事もできる。 保証人問題や、奥様への説明もあり、まだまだやる事は多いけれど、 私や、専門家に早めに相談していた事で、冷静に今後の事が判断できる事が幸いである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[借金の返済と会社経営のこと。] カテゴリの最新記事
|