|
カテゴリ:いろいろ雑感
吉田猫次郎さんのグログでも紹介していますこの本。
湯浅誠さんが著者になっていますが、再生コンサルタントの吉田猫次郎さんをはじめ大阪の弁護士「李先生」(何度かお会いしている方です。)など計6名の著者で1章ずつ書いた本です。 知っていそうで案外知らない人もいるのでは・・という内容です。 一度読んでみる価値はあります。 ネットでも購入できますが、本屋さんでも置いてあるところも結構あります。 「働きたくても働けない失業者のための生活の知恵、たとえば住宅ローンの残債、債務整理の弁護士費用、子供の学費などをどう捻出するかや、生活保護の上手な受け方などを書いています。」 (猫次郎さんが担当したのは3章の住宅ローンです。李弁護士は、債務整理の時の弁護士費用について担当しています。) 働けません。―「働けません。」6つの“奥の手” (2007/12) 湯浅 誠ほか 案外大きい活字で読みやすく、あっという間に読み終えました。 読んだ後で、そうえいえば・・・と思い出しました。 うちの仕事は、定年後職場リタイア組の多いのが特徴です。 もちろん若い年代もいますが、何かと問題が多いのがリタイア組なんですね。 しかも、1人暮らしの人が中・高年の人が多いのです。 なぜなら、日雇いもしていますので、働いたその日にお金がもらえるわけです。 働く理由も環境も様々。 そんななかで、定年後を年金をいただきながら、少し働く・と言う人がいます。 それはそれで、とても有難いことです。 みんな一生懸命、この寒空の中を頑張ってくださってます。 なかには、家を借りるだけの費用とか保証人の問題とかで、家がかりられなくて、うちで用意したアパートに住んでいる人もいるのですが、これが結構やっかいです。 なぜなら、年金が入る月(偶数月)は、必ずといっていつのまにか「蒸発」するんですね。 荷物はおきざり・・。 やめていなくなるんなら、荷物もっていって、と思うのですが、本人、又ひょっこり現れます。 先月は「下呂温泉」に行っていたとか??? たしなめると、「今回限り、心を入れ替えて働きます」と言うのです。 しかたがなく、又アパートに置いてあげると、今度はしばらく真面目に働いているかと思うと昨年末・・またいなくなった、との報告でした。 また荷物はそのままらしい。 責任者曰く今度こそ、「もう二度と使わない」と怒っています。 こちらが、仕事の場所を提供したとしても、本人の働く気力がなければ、働く事はできない。 「働けない」理由は人様々。病気が主な理由です。 また、病人を抱えて家族が働けないため、収入が入らないため、治療費さえも支払いができない。 本のなかにも書いてありましたがそういう人は生活保護の世話になる事はできます。 でも、健康でも働けない・・働きたくない人がいるのも事実なんです。 当然、毎日の生活には窮するのはあたり前です。 家もない、アパートを借りるお金もない、 そういう人は大体、1人で身よりもいない。 かろうじて住民票はとれますが、実際に転々と生活拠点を変えている。 そんな人はごまんといる今の現実社会。 たとえば自分の身体が病気や事故で動けなくなった時、どうするんでしょう? 月々僅か数千円の保険さえも、支払いができないのです。 彼らは、明日の事より今日一日のゴハンと飲み代、パチンコ。 (実際、うちでもそんな人がたくさんいます。) でも、いざ、そうなった時、病気になってから、彼らは慌てふためくのです。 年をとってから困らないように、今のうち、若いうちに自分自身の「スキルアップ」をして、 行く事が大事なのですが、彼らには聞く耳をもちません。 昨年末のことだったのですが、 JR名古屋駅の近くの公園に百人近くのホームレスが集まっていました。 自転車に乗ってきたり、歩いてきたり、どんどんふえてきて・・。 卑下するわけではないのですが、真っ黒な服・自転車の荷物等々・・そのさまは少し異様でした。 年末なので、たぶん、行政からの炊き出しが目当てのようでした。 この人たちのなかには、すごく、清潔にしている人もいますし、仕事意欲のある人もたくさんいます。でも、何らかの理由で働けない・働かない人たちです。(実際。日雇いで働いている人も知っています。) ここからは、キングさんのブログからコペピしました。 みなさんも、案外、ズキン、と心に響く内容ばかりではないでしょうか? 大人の目で見れば、大人としての社会的な地位もついてきます。 日本では二十歳になると大人といわれますが、ここでいう大人は、そういう 意味ではありません。 ちゃんと器が大きい人という意味の大人です。 逆に、イヤなことが起きるとすぐに顔に出ちゃったりする人のことを小人 (しょうじん)といいます。 小人は、相手と自分しか見えません。 大人は自分のことも、周りの人のことも見えてる人です。 ちゃんと大人の目で見ることのできる人は、相手も自分も気持ちよくなれる 言葉を発します。 周りを見ることもなく、自分だけの感情で 「おれは正しいんだ」 といっているのは、体だけ大きくなった子どもです。 大人の目で見るクセをつけていないと、外に出て恥をかきます。 自分は大人だろうかといつも反省しながら、大人になるように一歩ずつ歩い ていきたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[いろいろ雑感] カテゴリの最新記事
|