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カテゴリ:多重債務の問題と消費者金融を考える
今日の午後、ようやく東京から帰宅しました。
2日間の研修会でしたが、とても内容が濃くて、とても良かったと思います。 ビジネス戦略と健康管理士についての研修会でしたので、後後改めて、詳細に報告しますね。 ところで、今晩は、最近の相談者の方の借金相談の例から、日記の中で、対策を考えたいと思います。 (あくまでも、個人情報なので、ところどころ変えてあります。 また、本人の今後の要望は確認していますが、あえて、一般的アドバイスのみにさせていただきます。ご了承ください。) 借金内容は以下の通りでした。 この方、サラリーマンです。月収は約20万円です。資産はありません。 借金の合計額は約430万円 毎月の返済合計は約14万円です。 本人の希望は自己破産はしたくないそうです。(理由があります) この方の場合、個別の任意整理をすすめました。 その理由 借り入れ先の2件の銀行は勤務先メイン銀行であるため、任意整理した場合会社にわかってしまいます。それは困るそうです。 たぶん、銀行の借り入れ2件とも「信販系」の保証会社が入っていると思うので、 この金利だと思います。なので、これはこのまま、返済を続けて残金を減らして行かざるを得ないと思います。 ○○銀行 最初の借り入れから8年目 18% 毎月20,000円支払い。 ○○銀行 最初の借り入れから5年 14% 毎月24,000円支払い。 以下の4件については、 借り入れ期間が短いので残金は残りそうですが、金利の高いところばかりですので、利息制限法に引きなおしてもらい、減額、さらには利息免除の「特定調停」が 良いかと思います。 特定調停で毎月の返済金額をかなり減らす事ができます。 ただし、特定調停は、すべての借金を正直に話さなければならないので、個別に選ぶことができないのが難点です。 また、必ず毎月収入があるのが条件です。 できれば、借り入れ先にいつ(年月日)いくら(当初借り入れ金額)いくらの金利で借りたのか「取引履歴」の開示請求を行い、自分でも確認する事をお勧めします。 専門家に委任する場合、報酬を支払わなければなりません。 報酬も特に決められていません。分割で受けてくださるところもあります。 とにかく、専門家選びは慎重にしてください。 各地に相談窓口の「法テラス」もできましたので、利用するのもよいかと思います。 ○○ローン 最初の借り入れから4年年 毎月20,000円支払い。 サラ金1 借り入れ期間3年 28% 毎月6,000円支払い。 サラ金2 借り入れ期間3年 28% 毎月15,000支払い。 サラ金3 借り入れ期間3年 23% 毎月42,000円 サラ金4 借り入れ期間2年 28% 毎月3,000円支払い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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