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カテゴリ:ビジネス
昨日は(10日)支払日でした。
朝から銀行回りで、一日かかりました。 疲れました。 うちには、会社がいくつかあって(合計5ツ)私の管理は2ツ。(正確には3ツです。) そのうちの一つの会社の、増資の準備をしました。 なので、余計疲れました。 行政書士さんに頼めばよいのですが、自分でできるので、すべて自分でしてしまいます。 そのほうが手数料がかかりませんから・・・・(節約) 新会社法ができてから約2年位。株式会社が簡単にできるようになったとはいえ、 あまりにも資本金が少ない場合、取引先の信用問題になる事もあります。 (それだけの理由で、増資したわけではないのですが。) 実はこれから、人材派遣業のの登録をすることになりました。 資格のある方を役員に向かえ、 さらには有料職業紹介の許可も申請する予定でいます。 つまり、定款の中の、「目的変更」と「役員の追加」と「資本の増資」と三本立てなのです。 そのため、結構やることが多いんです。 昨日はそのうちの増資でした。 もう一つ疲れた理由。 午後。銀行の待合イスに腰掛けていると、ポケットの携帯がなりまし た。 急いで出てみると・・・取引先の・・・それも、あまりというか・・ほとんど、年に数回だけ 仕事をいただいているだけの社長さんでした。 要件は・・・お金を貸して欲しい・・と言う話で、 かなり、 あせっていた感じで・・。 今日、入金予定の売掛金が入らなくて、困っているとの事。 月末まで、○十万円を貸して欲しい・・という話でした。 急に言われて、しかも銀行のロビーにいた私は、一瞬悩みました。 貸すのは簡単。(お金があれば・・)まぁ、○十万円くらいはあるにはあるが、 (お金を貸すことより、知恵をあげたいと思っている私です。) 当座預金のお金が足りないのか? それとも、買掛金の支払いができないのか? 電話なので、詳しくは聞けなかったけれど、 支払いのお金が足りないのなら、 頭をさげて少し待ってもらう事もできるはずですし、 当座預金が足りないのなら、それなりの資金繰りをしていないという証拠。 資金繰りがちゃんとできなければ、できれば・・小切手や手形は扱ってはいけないと思う。 (うちも手形もたまに集金してくるけど、当座預金はあっても使わない。 手元にある現金で頑張る資金繰りの癖をつけました。そりゃぁ、最初はつらかったです) 明日(11日)になってもいいから、お願いします・・と懇願された。 私の意見。 お金を貸したら返してもらおうと思ったらいけない。あげたと思わなければ。 ほとんどなじみのない取引先だからこそ、 コンサルタントとして、一度、決算書か試算表を見てみたい・・。 「なぜ、資金ショートになるの? 売掛金がはいらなかったら どうなるの?」 そのシュミレーションが絶対必要。 人に借りて急場をしのぐのも一つの手段だと思う。 しかし、お金がなければないなりの対策と逃げ道がある。 みな知らないだけ。 気づいて欲しいと思う。 お金を貸すのは簡単です。 でもね、それがね、今後のためになる場合と、ならない場合がある。 昔、経営者として、無知で勉強不足で、 会社にお金がなくて、お給料が遅れたり、支払えなかった事。 買掛金が支払いできずにお願いに行って罵倒されたこと、 経営者として恥ずかしい事、 たくさん経験した今だから言えることなんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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