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テーマ:お金のハナシ(2521)
カテゴリ:多重債務の問題と消費者金融を考える
間違った弁護士選び 9月21日より
先月の9月21日にアップした「間違った弁護士選び」の結果報告です。 (この結果は「連帯保証人ブログ」でも紹介しようと思います。) 高額な報酬を取られて、1年も立とうとしているのに、いまだに申し立てもされていない事。 過払い金があったにも関わらず、まったく本人には知らされていなかったこと。 などいろいろ考えると、もう不信感しかありません。 (借金の一本化で行った整理屋に紹介された弁護士だということも考えると特にそう思いますね・・) 父親の借金の一番大きい金額は、住宅ローンの連帯債務のみでした。 子供さんが破産すれば当然、求償されることはわかっていても、果たして破産するのが妥当だろうか? そう思っていたところ、実は・・父親には大きな金額の「過払い金」のあることがわかりました。(取引履歴 ○十年の借金が2件) いろいろ、考えて、父親の件は「委任解除」通知を内容証明郵便で送り、弁護士さんを解任することにきめました。 しかし、弁護士は、着手金の「○十万円」を戻す気持ちはまったくないようです。 「弁護士会に報告」する旨も伝えましたところ・・弁護士はあわてているようでしたが。 そして、地元のある司法書士さんを紹介。 「消費者金融」と「信販系」の任意整理をお願いしました。 当然、過払い金も戻ってくる予定です。 父親は、まもなく年金生活になります。 万が一、住宅ローンの残債務がふりかかった時は、その時に「破産」するかしないか選択をすればよいわけです。(本人は破産せずに行きたい意向です。) 父親が辞任してしばらくしたある日、息子さんあてに弁護士からFAXが届きました。 ある消費者金融の過払い金が○○円戻ったという「確認書」です。 もう1通は、現在の預かり金の明細です。 それを見ると、今、委任契約を解除すると、約〇十万円を返還するという書類でした。 まぁ・・着手金が四十万円以上とられるのも、附に落ちませんが、 (戻ってこないわけですから)このまま委任契約を続けても、 お金は取られたままなので、本人と相談して、 息子さんも委任契約解除となりました。 40万円は高い「勉強代」になってしまいました。 たぶん、相手の弁護士は、弁護士会の報告という言葉に、内心びくびくしている感じらしいです。 さらに、こちらよりの不動産屋さんを間にいれて、電話をしてもらい、 「競売よりも任意売却をする方向で」という、意向を伝えたりしていたので、いよいよ、あわてたみたいです。 息子さんの破産の件も辞任したいという気持ちが見え見えでした。 (当然といえば当然です。これが本来の方法論ですから・・) そんなわけで、息子さんは返還してもらったお金で、違う専門家にもう一度委任契約を交わします。 今度お願いしました専門家に今までの事情を話しました。 「そうだね、件数にもよるけど、20万円から25万円あれば。それにしても40万円はすごいねっ。」 という言葉に 本人は「えっ、そんなに安いのですか?」とびっくりしていました。 自己破産になるのか、個人再生になるのか? それとも、個別任意整理で、住宅を守る事ができるのか、それはまだわかりませんが、 奥様と子供たちと、両親のためにも、頑張ってほしいと思います。 これからの生活に、ようやく道ができたことは確かではないでしょうか?。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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