134886 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

こころも身体も健康でいるために

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Favorite Blog

名古屋市  東山動… New! トンカツ1188さん

今日の散歩 やすじ2004さん

9/28(土)メンテナ… 楽天ブログスタッフさん

スイフトスポーツ 1… 物知りBOSSさん

あなた 名古屋のリランさん

Comments

おさるのえさやり係(激怒モード)@ Re:伝説のトランザム 元ボーカル高橋のぶさんとの出会い&結婚式(04/07) 多くのファンにとって、★トランザム=高橋…
http://buycialisonla.com/@ Re:車の故障のアクシデント(06/15) blue cross health cialiscialis vs viagr…
萩2696@ Re:春が待ち遠しい。(02/20) お久しぶりですね あたたかな春が待ちどう…
香子1979@ Re[1]:春が待ち遠しい。(02/20) トンカツ1188さん >こんばんは > >温か…
トンカツ1188@ Re:春が待ち遠しい。(02/20) こんばんは 温かい日も 時折ありますね …

Profile

香子1979

香子1979

Calendar

Archives

September , 2024
August , 2024
July , 2024
June , 2024
May , 2024
October 22, 2009
XML
テーマ:お勧めの本(7345)
カテゴリ:カテゴリ未分類
城山三郎氏をご存知でしょうか?
「落日燃ゆ」の作品や「硫黄島に死す」などの作品で知られる、名古屋市生まれの作家です。

城山三郎はペンネームですが、名古屋市栄町に生まれ、結婚後に名古屋市の東「城山町」に引っ越ししたことで、「城山」に決めたそうです。
(詳細は最後にあります・・)

先日、仕事の合間に立ち寄った本屋さん。
新刊本の棚のなかで、眼を引かれた本がありました。10310818 城山三郎.jpg

どうせあちらへは手ぶらで行く 
「これからは、鈍鈍楽楽で生きる」 とても、心に響く言葉です!

思わず気になって手にして作家の名前を見ると・・「城山三郎」著者

彼がなくなる晩年まで書き綴った日記でした。執筆しつつも、

著者の孤愁の日々。
耐え難い悲しみ、老いとの葛藤、限られた命の自覚。
そして柔らかな軽みの境地。

最愛の妻が倒れる前年から最晩年まで、自らを励ますように綴られた9年間の感動の記録です。


亡き妻の回想本。「そうか もう君はいないのか」  昨年発売後、ベストセラーになったもうひとつの本です。               10310817 そうかもう君は.jpg



         「そうか、もう君はいないのか」

 。

 奥様のがん告知、
 医師からの宣告は余命3か月でした。
2000年(平成12年) 2月24日。奥様が亡くなられました。

奥様がなくなられてから、城山氏の落胆は大きく、「どうせ・・」の日記全編には、
奥様への愛惜と、一人で生きていくつらさが綴られています。
心にぽっかり空いた洞は、誰にも・・たとえわが子でも、埋めることのできないものでした。

2007年(平成19年)3月22日、城山三郎氏は急性肺炎のため亡くなられました。
奥様「容子」さんが亡くなられてから、7年後です。







       
        緑濃しひとりの夏の重きこと、
       
       緑濃し ひとりの夏をなんとせん

                             (8月10日)
      
       余生の指針
       
      楽々鈍 何事も気にしない
       (楽々正論の楽、筋を通す。井上準之助が好んで色紙に書いた言葉。
       
     「世間は欣ばず。楽しみは正論にあり」。世間が何を言おうと気にしない。
       自分の楽しみは正しい論にあるということ。
       
      鈍、鈍、楽、へ行くと、どんどん楽になる。楽々鈍鈍
                              (8月27日)

まるで、自分を励ますように何度も日記に書いています。

ますます高まる憂いと悟り、葛藤と老いを受け止めて、抗わず、よくも悪くも開き直る。

何事にも煩わされず、心地よく、心地よく生きて行こう。

力が入らぬのなら、力を抜いて生きていけばいい。(中略)晩年の心の支え。応援句。


こうした日々を送りながら、
どんなに要請があろうと、亡き妻物は書かぬと言っていた、城山氏が、

奥様との出会いと結婚生活を「回想記」として書き始め、ひたすら打ち込んだ作品が、

    「そうか君はもういないのか」でした。

残念ながら、完成を目前にして、79歳で亡くなってしまいましたが・・。

娘さんの紀子さんが未完のままの原稿を整理し、新潮社にお渡したそうです。

次女紀子さんが寄せたあとがきは、「二冊の本」の最後にありますが、読んでいて、涙が流れてしまいました。

この世の中、縁命で出会って、結婚して、ともに人生を過ごす。
「五十億の中でただ、1人、おい、と呼べる」おまえ。

夫婦の絆を、共に生きる素晴らしさを、教えてくれる感動の一冊です。


そういえば

芸能界のおしどり夫婦と呼ばれていた「長門宏之・南田洋子」夫妻。

先日、南田洋子さんがなくなられました。

認知症を長く患い、夫の長門さんは介護の日々でした。
くも膜下出血で倒れられても、なお、雫泪をこらえ、舞台を勤め、元気な洋子さんでなければ洋子ではない、と言い切りながら、最後に、いっぱいの手書きハートキスをしたと言います。

50年以上夫婦であり続けたホテルお2人。
残された長門さん、

洋子さんがなくなられた現実を、どう受け止め、この先をどう生きていくのでしょう?

生命は永遠ではありません、

どんな人にも必ず、別れが・・長く生きた夫婦にも別れがやってきます。
その時になって、残された者は、どう生きていったらよいのでしょう。

(若いときはさほど気にならないと思いますが)
老いたとき、特に・・孤独と老いと・・をどう受け止めていけば良いのでしょう。

2冊の本を読み終えて、


夫婦が・家族が、共に生きる事、
それは、
「安らぎ」であり、、人生を生きるための応援歌になる、と言う事を感じました。


時には「けんか」もしたり、「愚痴」「不満」も出てしまいますが、相手があってこそなんですね。



応援歌(応援句)を教えていただきました。





















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  October 24, 2009 03:46:57 AM
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X