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昨年、新しい事務所に引っ越ししたA社。 引っ越し当日。 新しい事務所で待機していてくれるはずだったUさん、 年末に風邪をひいて体調不良で、引っ越しは手伝えない。と連絡があったそう。 会社内では重要ポストのUさんです。 一人暮らしのUさんの事を気にかけながらも、新年を迎え、仕事も始まり、 会社の書類整理もあったりと、いつのまにか一週間が過ぎてしまいました。 そろそろ仕事に復帰出来るかな?とUさんに電話をかけたが連絡がつかない。 翌日に様子を見に自宅に出向くつもりにしていた矢先。 突然会社の電話が鳴りました。電話に出たTの受け答えが・・少し変だったので、不安になって・・・・。 電話は警察署からでした。 その電話は、Uさんの訃報を伝える内容でした。 自宅で倒れてそのまま、なくなられたそうです。 あまりの突然の出来事に一同、放心状態。 なんで?なんで? それからは、後悔が体中を駆け巡りました。 もっと早く見に行っていれば、こんな事にはならなかったのかも知れない。 でも、私達がUさんと知り合ってまだ二ヶ月、そこまでは親しくなかった。 仕方がなかったのだ。そう思う事で自分を慰めてみたものの、 あっという間の別れに、悲しみというよりも、虚しさがこみ上げる。 Uさんは、何年か前に「脳梗塞」をわずらい、入院治療。 診断書には、他にもいくつかの病名がかかれてありましたが、 日常生活には支障なし・・・と書かれてありました。 今年に入るまで定期的に通院をして、「見た目には、元気そうでした」 食事をする度に、たくさんの薬を飲み、でも、新しい会社組織になって、 「60の手習い」だと言って、 「パソコン」のエクセルを覚えるぞ! 。「今から○○の資格を取るんだ」 と笑顔で語っていたUさん。 年末に「ふかひれラーメン」を食べた時、見事にきれいに平らげたUさん。 お正月用のお餅と、おせちを食べるのを楽しみにしていたUさん。 いろいろな事があったけど、 ようやく落ち着いて仕事ができると・・新しい事務所の移転も楽しみにしていたはず。 Uさんの笑顔はとても素敵でした。 Uさん、今はなんと言ったらよいのかわかりません。 遣り残した事がたくさんあったと思いますが・・今はとりえず、のんびり休んでください。 痛いとかつらいとか、苦しいとか、もうないのですから・・・。 運命は残酷ですね。 人の命のはかなさを又、思い知らされた今日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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