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テーマ:気になる本・お勧め本(25)
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原発のうそ」という本を読み終えました。{原発のウソ (扶桑社新書) }
この本は、反原発反対派の京都大の助教授「小出裕章」さんの書いた本です。(TVに良く出ていますから、みなさん、ご存知かと思います)実は原発関連本は、他にも読みましたが、この本には、いささか衝撃を受けました。 簡単にまとめると、 火力・水力発電に比べると、原発建設には、膨大な費用がかかるため、(約20000兆円とか?) 原発工事にまつわる、企業の利得権の応酬’が原発の建設にまい進した。 (原発が無くても、電気は不足していない) ただ将来的に、石油が枯亡することを考えた時に代替は必要。 。 日本には、原発を作る技術力はもともと無いので、外国のコピーで はじめた。 核燃料をエネルギーに替える作業には、かなりの核ゴミが発生している。 良質ウランの抽出過程 燃料棒から出る死の灰・・etc.(小出教授はそう呼んでいます) それら、核ゴミを処理するために、「再生処理場」が出来たのだが、まだまだ、操業するまでにいたっていない、 これは実験段階で、いろいろ問題が起きていて、まったく機能していない しかし、核ゴミはどんどん運ばれてくるので、 ゴミはたまり続けていて、その核ゴミを監視続けるには、100万年かかると言われている。 地震国、日本の国土に、原発はもちろん、再処理場の「核ゴミ」を 保管していることが、一番の危険・・。(広島原爆の何百本の核爆弾) 諸外国では、すでに、新たに原発を作らない、現存の原発は稼動させない、と言う方向で動いているのに、 技術力のない、地震国の日本が、原発は安全だと、嘯いて稼動を続けているのです。 今も、日本各地の原発は、故障、停止を繰り返し、稼動を続けています。 一刻も早く、原子力発電所の稼動を停止してもらい、廃炉の工事に進んでもらいたいと思います。 もちろん、廃炉になったとしても、土の中に穴を掘ってコンクリートで固めて放射物質は眠るわけですから、危険には代わりありませんけど。 放射能物質は、人のDNAを破壊をします。 普通人は、怪我ややけどなどをして皮膚が焼けた場合、新しい皮膚ができます。 でも、内部被爆した人は、皮膚が赤くなるだけですが、順番に皮膚の内側から爛れてくるそうです。組織が破壊されるから、人が本来持ち合わせている機能が死んでしまいます。 外部被爆は、癌に係りやすいといわれています。 放射能物質は、雨と風に混ざって飛んでくるそうです。 読んでいくうちに、原発の恐ろしさ・地球の自然破壊=滅亡を感じさせる内容でした。 「これもすべて、現代人が便利さを求めたつけです。 このつけを未来の人が受け継ぐわけです。」 とありましたが、私国民は「原発」を作ってほしい、と懇願したわけではありません。しかしながら、便利さを求めた結果が、いつのまにか「原発」を推進・黙認したのかも、しれません。 私達も、なるべく電気を使わない生活をしなければ、と言っておりました。 以下 私の友人からのメッセージです。 > 放射性物質はずーっと放射線を出し続けます。 > 例えば放射性ヨウ素は8日で半減しますがこれは半減したという > 事ですのでゼロじゃ無いです。 > 一ヶ月もすれば人体への放射線の直接の影響は無いレベルまで > 下がると言う事になると思います。 > ところがプルトニウムは2万4千年が半減期です。 > 半減しただけですからまだまだ大量の放射線出しまくりです。 > > 福島原発の炉心地下では未だに放射線出まくりの > 強烈放射性物質が沢山有る訳で、 > 地下水へにじみ出てたり、 > 海に流れ出ていたり、 > 空中に飛び出していたりしています。 > 屋根を付けたのは空中に飛び出すのを減らす効果が有ったり、 > 台風、大雨、強風の影響を軽減させる効果が見込まれているのでしょう。 > > 大きな丈夫なドーム作って空中飛散を防ぎ、 > 地面には回りに放射性物質が拡散しないように遮蔽板を回りに > 刺しまくりしないと世界というか人類に対して甚だ迷惑だと思うのです。 > > 福島県の方には申し訳ないのですが、原発付近に人が住めることが > 出来るのは何年ではなく何十年、何百年先になると思います。 > チェルノブイリ事故25年?経過しましたが未だに住める状況じゃ > 無い訳で、それだけ原発(核発電所ですね)はリスクが高過ぎです。 > 今の人類ではコントロール出来ないのは事実です。 > > たとえ今事故が起きていない安定運転している原発が有っても、 > 廃棄物の処理が出来ず地下に埋めるだけです。 > 半減期が何万年先になるのですから、 > 強い放射線に免疫が有る生き物しか生きられない将来を > 今の人類は作っているとも言えるのでは。 > > 某アニメじゃないですが、放射能を消す「コスモクリーン」なんて > 技術が出来ない限り地球上の生物は破滅しちゃいます(--;) > コントロールできないものを作った責任は後世まで残るのです。 100万年先、地球はどうなって、いるの? 人類はどうなっているの? 小出教授はそうう訴えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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