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カテゴリ:今日のあれこれ
昨日の朝で約1年続けてきた夜勤のお仕事が終わりました。
やめたくないのにやめるって本当につらいもんです。 その日は出勤してからすぐに泣き、仕事が終わる1時間前に泣き、当然やめるときを迎えたら大号泣でした。その日お休みの方もわざわざ会いに来てくれたりして感激でした。 産後すぐに働きたいと思っていながら働けずにイライラしていたときに出会った仕事。 昼夜逆転の生活と寝不足に悩まされ(それは最後まで続きましたが)時間との戦いでしたが、明らかに私の中の気持ちはガラリと変わりました。最初は「やりがいがないかも・・・」などと贅沢な考えもありましたけど。 産後1年半までは気持ちの浮き沈みがあったり、とても自分はダメな人間、ダメな母親に思えてうまく人とコミュニケーションや会話ができなくなってしまったりしてました。人がいる公園に行くと自分だけ仲間に入れないような気持ちになったり。今考えると軽く産後うつな状態だったと思います。わけもなく涙が出たり、食べたくないのに食べ物を食べてないと落ち着かないという最悪な状態だった頃もありました。 でもこの仕事を始めて気持ちも前向きになったし、人とコミュニケーションをとることが苦にならなくなりました。公園デビューに失敗した私ではありますが、今はどの公園に行ってもその場その場で子ども達やお母さん達とお話することが平気になりました。なので前ほど公園に行く事が嫌ではありません。そしてハルに対してもゆったりとした気持ちで向き合えるようになりました。 私にとって人生の大きな転機を与えてくれたお仕事だったと思います。大げさかもしれないけど。 もちろん夫やハルには色々と迷惑をかけたり寂しい思いをさせたと思います。深夜勤務だったからなおさら。家族の支えがあったからこそこのお仕事が出来たのだと思います。 またこのお仕事では人間関係にも恵まれました。 私は33歳ですが、下から2番目の若さ(笑)下は27歳から上は65歳までの幅広い年齢層の人達とご一緒させてもらいました。最初は深夜勤務ということもあり一風変わった人たちと思っていたのですが(失礼)さりげなく助けてくれる人、自信を持たせてくれる人、誰も気付かないような細やかな気遣いが出来ている人・・・何よりほとんどの皆さんが思いやりにあふれていました。 仕事をやめることも悲しかったけど、やはり何よりもこの人たちにもう会えないのが一番悲しい事だったのだと思います。そう思うと今でも涙がでます。 またいずれはどこかで働きたいと思っています。 それまではまた家で充電して・・・気持ちも早く次へ向けて切り替わるといいなと思ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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